☆というわけで無事予約開始となりました☆
Kelly SIMONZ's ++ Words of Soul ++-combat_banner

まぁ実際のところギター自体がマニアックな上に高いんで簡単に購入するというのは難しいでしょうが、今後自分の音を確立していくための第一弾として考えた記念すべきモデルなので、興味のある方は是非ご検討ください。


さて、メールで質問がいくつか届いたのでそれにお答えするべくスペックについてコメントしておきます。

・Neck:メイプルネック(ローズ指盤)

ネックには今回ローズをはってます、ヴィジュアル的な問題が一番ですが正直メイプルでもローズでもなんでもあまり気にしないのでこのギターにはローズ指盤を選びました。


・Head:Kelly SIMONZオリジナル

まぁありがちといえばありがちな細工ですが、こういう部分にこそ拘りをもちたかったのでオーダーさせていただきました、理想どおりで満足いってます。


・Joint:セットネック※DEEP

正直このセットネックには驚きました、スルーネックとなんらかわりないですから・・このギターは24Fなんですが、正直まだまだもっとハイポジションも余裕でプレイできるぐらいのグリップです。まさに職人芸ですね。


・Flet:ジムダンロップVintタイプ

通常はSRVと同じのジムダンロップ#6100を使用してきましたが、今回すべてをスキャロップするということで、あえて小さめのフレットにしました。フレットはサウンドを決める重要なポイントですが、今回はピックアップもアクティヴという事でパワーがあるため、小さめにする事でシャープさを増す狙いです。


・Body Top:フレイムソフトメイプル※15㍉
・Body Back:ホンジュラスマホガニー

メイプルトップマホバックといえばいわゆるレスポールの基本ですが、このギターはストらとに近い形をしていながらもレスポールのようなミッドローもしっかりだすというイメージ・・セミホローである事からも簡単にたとえればPRSのようなサウンドに近くなっているかもしれません。


・Pick Up:EMG SA・89※リアタップ

EMGシリーズは自分自身全く知らなかったので癖のないものをという事とコイルタップありという事で本田さんに選んでもらいました。多くの人が一番驚いているのが今回のピックアップだとおもいますが、これも正直深く考えたわけではありません。


ただ分かりやすく言えば「ダイナミックマイク」と「コンデンサマイク」の考え方です、ヴォーカル録音においてはより細やかな音を拾うために使用される電源が必要なコンデンサマイクですが、もちろんギターのピックアップと普通のマイクの音を拾う方法は同じではないんですが、イメージとしてはより繊細にダイナミズムを拾ってさらに倍音を増幅させる狙いと考えています。


もちろんパッシブでも何の問題もないのですが、自分なりに挑戦してみようと思いました。


・MID Booster:EMG SPC
・Control:1V1T1Boost

一見1V2Tに見えますが、一つがブースターになっています。最初は自分でも気づきませんでしたが(笑)ゲインが少な目のセッティングしか出来ない場合はリードとして使用するとかなり楽になります。もちろんさらに別の利用法もあると思いますが、この辺もブースターなどつけるのが初めてなのでコレからいろいろ試そうと思います。


・Bridge:GOTOH510T

ブリッジはESPのカスタムにもつけているものとほぼ同じものを選びました。一番の理想は6点止めのシンクロナイズドトレモロなんですが、やはりチューニングの問題が大きいので、もっともそれに近い2点のゴトーにしています。ブリッジは弦の振動をボディに伝えるためには非常に重要なパーツです、6点にこだわっているのもそれぞれの弦の真下をネジがそれぞれあることで直接ボディに伝わる率が非常に高くなるという考え方です。個人的には弦の下を一本も通っていないブリッジはもうその「ブリッジの音」になってしまうので(ボディに直につけていれば別ですが)やはり可能な限り「弦下」を通っているブリッジにこだわりがあります。


といったところですが、参考になれば幸いです。


Kelly SIMONZ