人一億倍もっていますが何か問題でも?みたいな(笑)


沢山コメントアリガトウ、何かを感じてもらえた人達が沢山いることが魂削って音出した人間としては本望です。


揺ぎ無かった信念を一度はメッタウチニされてマインドコントロールの如く「自分はたいした事のない人間」だと刷り込まれて10年が経ったけど、やっぱり自分の可能性を一番知っているのは自分であり、ごく少数の同士、そしてオレが今ここに存在している最大の理由であり原因として存在する素晴らしい両親の支えによってこの信念はさらに揺ぎ無いものになる。


「出る杭は打たれる」という話に対して「出すぎた杭は打たれない」という人がいるが、少なくともオレの経験上出すぎた杭は何倍も打たれるだけの話・・そして信念を捻じ曲げられて打たれるどころか粉砕される。


だからオレは大地に根を張るような大木のようにオーガニックな活動を選んでここまでやってきた、やり方に批判もされるし結局何をやっても何らかの文句を言いたい人は沢山いる。


でもそれらを含めて全てがオレが存在している事を意味しているわけで、彼らの圧力がオレをさらに強くしていく・・ある意味感謝の言葉でも述べないといけないかもしれない(苦笑)


守られて育った人間は脆い、どうやら両親は末っ子のオレをあえて放任する事によってオレのような変わった末っ子が育ったのかもしれない。


サイレントスクリームをリリースしてから10年目の今年、去年からの流れは「何か」を感じざるを得ない・・メジャーな出版社からの教則本発売、経済不況により学校の大きな変化、ギターを始めた頃の高校生時代にお世話になった先輩たちとの再会など、背中を後押しされるような出来事が沢山あった。


そして最後の止めが去年の7月1日オレの誕生日の日、両親との会食で38歳になった息子に76歳の父が言い放った言葉は「オマエは今のままでいいのか?本当にやるべき事があるんじゃないのか?、もし俺達に気を使って自立するためだけにやりたくもない仕事をしているならさっさと辞めて帰って来い」・・と。


それでもオレは生活費やそれなりの収入は何もしなくてもあるという話をしたら「そんな事はどうでもいいから作品を残せ」とあっさり叩ききられた・・オレにとっては史上最強の人間だった。


頭が良く、スポーツではピッチャーで4番、エリートだった父は戦争で疎開を余儀なくされ人生が大きく変わったと聞いている。大阪で生まれ育った父が祖母の実家の高知県に疎開してからは全く合わない生活と貧困の中から大学進学も諦め、あらゆる仕事に就いたそうだ・・漁師もしていたそうだが、実は歌手になりたくて大阪に出てきた事もあるそうだ。


28歳の時、地元に戻って大手生命保険会社の営業マンとして就職したオヤジがであったのが10歳年下の新入社員の母だった、母は地元の地主の娘だったので結婚は勿論反対だったと聞くが、なんと二人で駆け落ち同然で生活をスタートさせる、その時生まれたのがオレの10歳年上の姉・・姉は高知からあらゆる場所に引越しを繰り返すなかで相当苦労したと思う。


その後10年の間に4人の子供をもうけて、非常に苦しい経済状況の中生活したと聞いているがオレは全くそんなことを感じた事はなかった、今思えばそれだけ両親や姉兄との心の繋がりが深かったという事が実感できる。


そしてオレの両親は来年金婚式を迎える・・このご時世で50年間共に歩き、未だに1つの布団を敷いて一緒に寝ている親を見ているとオレはまったくもって自信をなくしてしまう・・母は「あんたは別に自由に生きればいい」」といってくれてるんだけど(苦笑)


自主制作をリリースするに当たって、信頼する人間以外には全く頼らないという気持があったので父と兄で経営する予定だった有限会社を音楽専門に方向転換してオレの挑戦が始まった・・がしかし当時はそれを「親のスネカジリ」だの「マザコン」だの言われてオレはムカっと来てしまったが、それもオレの心にどこかスキがあったからそれに対して感情的になってしまったと反省してる・・そんな事いわれて一番かわいそうなのは両親だからだ。


今思えばオレは何一つ両親に恩返しが出来ていない、自分のプライドばかり守ってきて両親や家族にまで迷惑をかけてきた・・でも後には引けない状態になって行く現状に日々悩んできた。


でも先日のライブで楽屋に母が入ってきたときカツさんのメンバーみんながビックリしていたけど、皆揃って素晴らしいといってくれた・・オレもお袋に見せたいなどの話になりオレのやってきたことは決して間違ってないと感じる事ができ泣きそうになってしまった(笑)・・が我慢しました。


ウチの母親は私は一番のファンだと恥ずかしげもなくオレにいう・・オヤジは照れているけど「オマエのギターは最高だ」と言ってくれて会社では自慢しまくってくれている。


あとはオレが突き進むだけというシチュエイションになった今サイレントスクリームを一気に放つしかないと心に決めている。


静寂なる暗闇にオレの心の叫びを青い閃光と共に思いっきり放ってやる気持ちで一杯です。


Kelly SIMONZ’s ++ REAL LIFE ++-4/18 ROCKETS


皆さん本当にどうも有り難う☆


KellySIMONZ


※今日明日中にライブ映像は追加させていただきます、3曲ぐらいは紹介しようと思ってますので☆