思えば講師生活6年目・・ここまで続けられるとは思ってなかったなぁ。

2つの学校に通うようになって4年が過ぎオレの疲労もピークに達してきてる(笑)

ここまで続けられたのも最初のインパクトがあったからだろうとつくづく思う・・

Takayoshi Ohmura


Taka Minamino


奇しくもこの2人はオレが講師になって最初に教えた2人で同じクラスに居た、正直ビックリした・・音楽学校にこんな連中が居るとは思ってなかったから(笑)・・ってか2人とも学校なんてこなくてもいいんだけどね(苦笑)

オレの時代なら間違いなくバンドを組んですぐにライブ活動を頻繁に行ってっていう流れだけど、今の時代こういうギターを弾くこと自体「化石」のようで、同世代からは賞賛されるどころかむしろ批判されることも少なくない悲しい現状の中、いまだに一生懸命頑張って自分を貫いている。

この後も毎年魅力的な若者を教え続けることが出来たオレは本当に幸せものだと思っている、自分自身も相当成長させられたしね。

一応こういう連中たちを育てて来た現場の人間として彼らの共通点を簡潔に言えば

「自身に厳しく、他の意見にぶれることなく信じたものを一心腐乱に突き進む」

という感じです・・オレもそうなんだけどね。

要するに普通の人は無駄にいろいろ考えすぎだと思うのです、彼らには多くを語らずとも演奏をみせれば彼らなりに感じ取って自分にとりいれていきます、要するに細かいアドヴァイスをするよりもオレのギターだけでなく全体のイメージや背景まで見抜こうとするわけです。

だからコメントも面白く抽象的な感想が多いです(笑)「ケリー先生のようにウネリガない」とか「音が流れない」などなど普通の人では?みたいな事をいいますが、オレにはほんとに良くわかります。

それと一番いっておきたい事があります。

今回のブログタイトルどおり、一般常識の一桁以上の練習量です。

人が100回やるのを1000回、1000回を10000回やる連中です・・放置しているとずっとギター弾いてます・・そして何度も同じ事を繰り返し何度も精度を上げて、それが納得いくまで人の意見など聞かずずっと繰り返す・・その結果こうなっているわけです。

練習しても上手くなりませんと人にいう前にそこまでやってきたかを考えてみてください。

では今日も一生懸命教えてきます☆