MIの講師になって一年目だけやっていたLPW(ライブプレイングワークショップの略、要するにバンドでアンサンブルをする授業)を今年2つも復活させます・・なぜかといわれたら、やはりギタープレイはライブでカッコよく見せてナンボってことを教えたい、それならオレが一番得意としてきた「適当奏法」が炸裂させられるってことです。この授業はハリウッドからの伝統で、オレが学生の頃はティムボガードもやってました、今考えると凄いよね~なんせあのティムボガードとアンサンブル出来るんだからさ~!


まぁでもオレの心に強烈に残っている事といえば、なんせあの頃外人は皆上手い(ヤングギターぐらいしか情報がなかった時代)と思っていたので、皆がヴードゥーチャイルのワウペダルがヘタクソでオレが一番上手く出来て、皆に質問された時にはカルチャーショックを受けました・・なんせオレもワウなんてイングヴェイの曲で使ったぐらいなのに何故!!みたいな(笑)・・いやぁ如何に島国が偏った情報だけに支配されているのかを体で思い知った出来事でした(笑)、またハリウッドMIのエピソードも話します、ってオレ学校殆ど行ってなかったけど(苦笑)


椅子に座ってスーパープレイを見せるのは出来てもライブで異常なまでの歯弾きや背面弾き、ギター回しや、異常なまでの(またかよ)凄まじい速さのヴォリュームプレイなど、日本に戻ってきてあまりできなかったものの、アメリカでは何回やったかわからないほどライブをしてきた自分としてはもってこいの授業なのです。要するにもっと若者にハッタリを!ってことです。


で、先日ベースのTIM先生達と打ち合わせした結果がこれです。


ジャジャーン!

METAL OPEN 08.4月~9月
1. BREAKING THE LAW / Judas Priest
2. SUPERNAUT / Black Sabbath
3. ROCK !ROCK! TIL YOU DROP / Def Leppard
4. LIVE WIRE / Motley Crue
5. IT'S SO EASY / Guns N' Roses
6. BAD BOYS / Whitesnake
7. MIRACLE MAN / Ozzy Osbourne
8. I'LL SEE THE LIGHT TONIGHT / Yngwie Malmsteen
9. IN THE MIRROR / Loudness
10. IT'S A MONSTER / Extreme


GIT-DX LPW 08.4月~9月
1. SWEET HOME CHICAGO / The Blues Brothers
2. CROSSROADS / Rush
3. ROADRUNNER / Aerosmith
4. ROCK & ROLL IS DEAD / Lenny Kravitz
5. BACK IN BLACK / AC/DC
6. READY AND WILLING / Whitesnake
7. THE LONER / Gary Moore
8. PANAMA / Van Halen
9. SURFING WITH THE ALIEN / Joe Satriani
10. SUPERSTITION / Beck. Bogert, and Appice


前期から飛ばしますよ~メタルオープンってのは自由参加なので幅広くメタルをやろうって事になりました。


前期の最後で90年代にさしかかり、後期では一気にスラッシュからデスまでいったろか!という構想です・・今やってるダウンチューニングが炸裂させる事が出来るのです、なんて楽しい(笑)


GIT-DXってのはオレが専門で受け持っている学科で超速ギター科と訳のわからない名前がついてますが、はっきりいって迷惑です(笑)・・ハッタリギター科のほうがマシですオレにとっては。


最初はブルーズの3コードでライブに慣れる事を主軸とし、中盤でリフもののグルーヴ感を学び、後半はギター科ならではのインストとチョット難しい80年代のハードロックをやるといった主旨です。こちらも後半はきっと難しくなっていく事でしょう。


とにかくこの授業はオレタチ先生が一生懸命やっていかにパフォーマンスが大切かを教えます、世界中で自宅のパソコンから動画を配信できる世の中ですが、やはり大切なのはステージでのパフォーマンスだと思っている古い人間なので、これからもこのスタイルを貫き通して行こうと思います。


しかしまぁ・・大体知ってるけど名古屋の学校も別にやるので(また紹介します)、スカーレットガーデンに、ブラインドフェイスと後一つやろうと思ってるだけに、なんでこんなに頑張ってるんだろって思うけど、決して何か重い病気にかかったとかではないのでご安心下さい(苦笑)。


これも全てロッキーのおかげという事で・・このこともまた話します。


KS


ロッキー