先日とあるところでオレはパープルとZEPどっちが好き?といわれたので、どっちも好きだといいましたが、まさにこのタテとヨコの差っていうかそれに尽きる気がします。


学校で教えていても一番問題になるのがリズム、我がジャパニーズは跳ねるのが特に苦手・・といっても沖縄の人達の音楽は基本ハネているので彼らは別格かもしれない・・リズム以前にあれだけ音楽が生活に根付いているのも凄い、だから沖縄から沢山ミュージシャンが輩出されるのかもしれないね。


オレはヨコノリを持っているネオクラシカルギタリストだと思います(笑)・・裏で溜めすぎてバンドのリズムを崩す恐れがあります・・だから日本のバンドでは嫌われる可能性が高いのです(苦笑)。だってずっとアメリカで何年も寝食を共にしてバンドしてきたからね~自分では分からないけどやっぱり生活の中で根付くタイム感ってのがあると思うんだよね・・特に多感な年頃をあっちで過ごしたのでこればかりは良くも悪くもです。


クラシカルだのハヤビキだのいうと絶対日本ではディープパープルになるんだろうけど、ZEPにもクラシカルな部分は結構あるし単音リフという意味では断然クラシカルなリフにも流用しやすいものが多いのです。パープルは基本が4度(トニックからすると5度だけど)リフで世界中の著作権を支配しているリッチーの手癖だから(笑)あの手のリフをひくともうパープルってなってしまうほど(日本ではレインボーかも)なんで、ZEPの音楽性は取り入れやすいというか何でも取り入れるという意味でオレは好きなのです。


とにかくアメリカの音楽は基本黒人音楽が根底にあるので、もともと裏のタイム感が強い人達なんでカントリーミュージックでさえ跳ねてるしね・・ZEPというよりボンゾのドラムが受けるのがよく分かります。


ともかくリズムは1と3だけではなく2と4を強調する事でグルーヴが出てさらにその間(8符)でとれるようになると、ハネ感もコントロールできるようになります、メロディも大事ですがタイム感がカッコイイだけで同じフレーズでも全然違ってくるから是非意識して練習してみてはどうでしょう?


6連符ばかり弾いてると頭でとってばっかりだからつまらなくなってしまいますよ・・速いだけで(笑)