東京散歩・杉並アニメーションミュージアム | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

連休前に杉並アニメーションミュージアムへ行きました。

ここへ来るのは10年ぶりくらいかな?

 

前はよく通るのですが、最近ずっとご無沙汰でした。

 

 

壁面には新旧人気アニメのキャラクターのレリーフがあります。

下段の一番左は、私の大好きな荒川弘先生の「鋼の錬金術師」。

 

ここで東京工芸大学?と疑問に…。

 

後で調べてみたらネーミングライツによるものだそうで、

 

2018年9月から5年間、東京工芸大学を冠するようです。

 

全国あちこちでネーミングライツが盛んに行われていますが、

 

知らないと混乱することがあるので、個人的にはあまり歓迎できない。

 

でも、経営する側からしたら、大切な収入源なのでしょうね。

 

 

入口の左側の壁面にもレリーフがあります。

何故か右端のレリーフは何かで覆われていました。

 

昔はちゃんと見られたような記憶があるのですが…。

 

何かあったのかな?

 

 

入口の柱にもアニメのキャラクターがいます。

ちょっと分からないものもあせる

 

 

右側の柱にもキャラクター。

オスカルの目力の強さよ。

 

上がドテチンというのもいいグッド!

 

 

入口を入っていよいよ入館…。

ではなく、ここは杉並会館のロビーになっています。

 

杉並会館は区立の施設で、集会室や宴会室があります。

 

以前来た時はロビーで寛いでいる方も沢山いましたし、

 

結婚式もできる施設なのでウエディングドレスが展示してあったんだけど…。

 

この日は誰もいませんでした。

 

 

それをいいことに、入口入って左の壁面を撮影。

案内によると、某コーヒーメーカーのCMで放送されていた

 

陶芸作家・会田雄亮さんの作品だそうです。

 

某コーヒーメーカーとは、

 

ダバダ~♪の音楽でお馴染み「違いの分かる男」でしょうか?

 

芸術が分からないものの、無人という状態が珍しく、

 

また案内板にミーハー根性を刺激されて激写してしまいましたカメラ

 

 

杉並アニメーションミュージアムは杉並会館の3階にあります。

以前来た時は階段を利用したのですが、

 

なんとなく封鎖されている雰囲気だったので、エレベーターに乗りました。

 

中には感染症対策の注意がありましたが、ピクトさんがオリジナル。

 

というか、名誉館長の鈴木伸一先生でした。

 

日本動画協会が平成28年(2016年)に発表した

 

「アニメ産業レポート2016」によると、

 

日本のアニメ制作会社は622社あるそうですが、

 

杉並区には日本で一番多い138社が集積しているとのこと。

 

そういえば、我が家のご近所にもアニメ関連会社が何社もありますし、

 

あのガンダムなどを手掛けている

 

サンライズさんの本社も上井草にありますしね。

 

 

エレベーターを降りた左手にはそのガンダムが鎮座。

ホビーショップなどでも見るアレですが、一応撮影。

 

 

ハクション大魔王もいますよ。

何度見ても、いいなぁハクション大魔王。

 

入館料は無料ですが、

 

受け付けの方に初めての来館か確認されます。

 

私は何度目かなので、そのまま入館となりました。

 

確か初めての方には、注意事項などの説明があったと思います。

 

館内には数人、熱心に見学されているお客さんがいました。

 

なので年代別に展示されているブースの撮影は控えました。

 

 

こちらはガンダムの原作者であり総監督の富野由悠季さんのデスク。

このデスクから名作がいくつも生まれたのですね。

 

 

美術監督さんのデスクの奥にはエヴァンゲリオンのフィギュア。

以前来た時はなかったフィギュア。

 

ところでシンジくんがいないのは何故?

 

 

ブレイブストーリーの三谷亘もいました。

宮部みゆきさんの原作は読んだのですが、

 

アニメ映画は観ていないんですよね。

 

私の大好きな大泉洋さんがキ・キーマを演じてらして、

 

公開当時は気になっていたのですが、

 

主要キャストを役者さんやタレントさんで固めていたので、

 

ちょっと気持ちが萎えてしまったまま…。

 

洋ちゃんは声優を何度もされていますし、

 

主役の亘は松たか子さんなので、このお2人は実力もあって良いのですが、

 

話題作り等でキャスティングされる有名人の声優としての力量は

 

とても残念なことが多く、

 

視聴中に違和感にしかならないことを何回も経験しちゃってるんですよねもやもや

 

こういうのを見る度に、声優さんの演技力って凄いって思うと共に、

 

有名人に主要キャラを割り振るって、本業の声優さんに失礼だなって思ってしまう…。

 

 

こちらはデジタルワークショップ。


窓には数々のアニメのポスターが貼ってあります。

 

 

トレース台の載った机。

見本をトレースして、アニメーションを作る事もできます。

 

杉並アニメーションミュージアムではアニメ制作も体験できるので、

 

アフレコのブースもあるんですよ。

 

ただアフレコブースは調整中でしたし、

 

こちらのワークショップを利用するためには

 

受付に申し出る必要がありそうでした。

 

新型コロナの感染症対策でしょうね。

 

 

杉並アニメーションミュージアムで忘れちゃいけないのがサイン柱。

受付の後ろにあり、漫画家の先生方やアニメーターの方々、

 

声優さんなどのサインがびっしり書かれています。

 

 

受付の横には、杉並区のキャラクター・なみすけのコーナーがあります。

我が家のなみすけとナミーも、こちらから連れ帰った子です。

 

今は随分グッズも増えてました。

 

写真撮影禁止でしたが、

 

「伝説のアニメーター 大塚康夫さん 追悼展」も堪能。

 

大塚康夫さんというお名前に覚えがない方でも、

 

ルパン三世の「カリオストロの城」と言えば御存知でしょうか?

 

あの作品に登場するフィアット500や

 

メルセデス・ベンツSSKを描いた方なんです。

 

パネル展でしたが、カリオストロのフィアットのほかに

 

プラモデルのボックスアートなど、色々な作品が展示されていました。

 

期間は5月17日までと聞いたので、是非見たかったんです。

 

 

4階は企画展。

銀河鉄道999展が開催されていました。

 

 

999の客席を模したフォトスポット。

メーテルと車掌さんがいました。

 

ただ、ここの上ったり座ったりして撮影して良いのか分からなかった。

 

何か表示があるといいのになぁ。

 

 

999の模型もありましたよ。

 

 

ジオラマもありました。

999が発車したところですね。

 

 

ほかにもポスターや懐かしいムック本などが展示されていました。

流れている懐かしい映像を頷きながら見ている人もいましたよテレビ

 

 

ワークショップスペースにもちょこっと侵入。

片隅にアニメーション撮影台が展示してありました。

 

1986年にトランス・アーツ多摩スタジオに設置されたもので、

 

14間に渡って、数々のアニメを撮影した機械だそうです。

 

アニメは1分間で1,440コマが必要。

 

当時はセル画だったはずなので、

 

今以上に膨大な時間と手間がかかったのでしょうね。

 

 

 

今回のおでかけ

★東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

 住所:東京都杉並区上荻3-29-5

     杉並会館 3階

 電話:03-3396-1510

 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)

 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)

 入館料:無料

 駐車場:なし

 公式ウェブサイト:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

 

 

 

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