今回は、「彫金」をジュエリー制作技法の総称だと捉え、
代表的な7つの彫金技法をご紹介致します。
<代表的な彫金技法>
・彫金
・貴金属加工
・ワックスモデリング
・鋳造
・鍛造
・象嵌
・七宝
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彫金
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「彫金(ちょうきん)」とは、鏨(タガネ)と呼ばれる、金属を彫る道具で、貴金属や金属の材料に"彫刻"をするのが金属工芸技法です。
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貴金属加工
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「貴金属加工」とは、貴金属(金・銀・プラチナなど)を加工して、ジュエリーなどの装身具や器類、錺に代表される装飾品等を制作する金属工芸技法です。
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ワックスモデリング
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「ワックスモデリング」とは、「ワックス(ろうそくのロウのようなもの)」を使用して、ジュエリーの原型を作成し、鋳造(ちゅうぞう)を経て、作品を制作するジュエリー技法です。
ワックスが"ロスト(消失)"することから「ロストワックス製法」「ロストワックス鋳造法」とも言われます。
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鋳造
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「鋳造(ちゅうぞう)」とは、作りたい作品と同じ形の空洞を持った「鋳型(いがた)」に、溶けた金属を流し、冷やし固めた後に、鋳型を破壊して作品を制作する金属工芸技法です。
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鍛造
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「鍛造(たんぞう)」とは、金属を叩いたり、プレス等で圧力を加えることによって強度を高めながら、目的の形状に成形する金属工芸技法です。
刀や刃物、武具、金物などの製造方法として、古くから用いられてきた金属工芸技法で、叩く作業を「鍛える」と表現するため「鍛造」と言われます。
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象嵌
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「象嵌(ぞうがん)」とは、金属の表面に溝を彫り、母材とは異なる材料をはめ込んで模様を表現する工芸技法です。
象嵌は金属だけでなく、木材に象嵌を施す木工象嵌、陶磁器に象嵌を施す施す陶象嵌等もあります。
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七宝
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「七宝(しっぽう)」とは、主に金属の素地にガラス質の釉薬を焼きつけて模様を表現する技法です。
古今東西、世界各地で同様の技法を見ることができ、英語圏では「enamel(エナメル)」と言われます。
彫金では、これらの技術を組み合わせることによって無限のデザイン表現が可能になります。
しかし、全ての技術を学ぼうとすると、膨大な時間がかかるため、まずは、
何かひとつに特化して学ぶ
という事を意識したいですね。
今回は、代表的な彫金技法の種類7つをご紹介致しました。