テレビの件をきっかけに、検索ワードも激増しているのですが、最近になって、抱き合わせキーワードに「治療法」「治る」のワードが増えてきました。
率直に言うと、現代医学では、完治させることは出来ません。
夢の無い話ですみません。
これは、他の遺伝子疾患もそうですが、60兆個の細胞を変えるっと言うことは、体を作り変えるに等しいのです。
遺伝子疾患にとっては、対処療法にしてもまだまだ不足しているものが多く、だからこそ、iPS細胞などの万能細胞による研究に思いを乗せるのです。
さて、今回のテレビの件以降、直接のメッセージも結構いただきました。
その中の1つに、カルシウム剤について書かれているものがありました。
どこから仕入れた情報かは知りませんが、治療法として紹介されていたようです。
調べても、そのサイトには辿り着けなかったので、真相は分かりませんが、見過ごすのも危なそうなので、あえて書きますが、ウィリアムズ症候群の合併症に、高カルシウム血症っとなるものがあります。
文字通り、血液中のカルシウム値が高い状態になることで、様々な事を引き起こします、カルシムウ剤の大量摂取はこれの起因になり、健康を害する可能性があります、独自の判断での摂取は絶対にやめましょう。
ウィリアムズ症候群でこれが起こりやすいのは、食事からカルシウムを吸収出来るが、吸収されて血液中に供給されたカルシウムを血中から上手く吸収する事が出来ない為、血液中に残ってしまうのが原因らしいです。
甲状腺とはまた別の問題で発生するらしく、Ca値のみの上昇もあるようです。
カルシウム自体は体の成長には必要不可欠なものなので、必ず摂取する必要がありますが、摂取量は通常の食事で供給は間に合うので、対策としてはカルシウムを後から添加された強化食品を避けるだけで十分なようです。
うちでは、強化食品は避けていますが、エイトが、かっぱえびせんを好んで食べるので、血液検査でも、カルシウム値は注視していますが、高めですが正常範囲には収まっているようです。
普通通りに生活すれば、そんなに問題化する物では無いのだと思います。