秋スニーカーの靴紐に小さな緑の秋が届いた昼と夜の気温差に追いつけなくて汗をかいたあたたかい日差しと服を嗅ぐ衣替え冬服を嗅いで一つ前の冬を思い出す毛玉壊れたチャックたんすの香り春の果実が弾けた匂いなんて気持ちにさせるんだ生きた匂いがする西陽の生きた匂いがする秋の生きた匂いがする吸い込んで閉じ込めてあなたにあげるお礼なんていらない気付いていないふりをして大丈夫心がバラバラになって何も見えなくなっても今日の夕暮れは綺麗だから綺麗だったから