散らばった写真を
かきあつめる
まるで
公園のベンチに腰掛ける
わたしに集まるハトのよう
よくみると
みんな違う
あの子には「総督」
あの子には「手下A」
と名付けよう
お鳩
すき
公園
堀江
あなたを待つ
色褪せた写真に
わたしの色をあげる
込み上げる
あの日の香りと
ほろり
抱えきれないほどの愛も
忘れずに
わたしは何も
忘れない
一枚の写真
なんかじゃない
ぬくもりが
そこに
あった
七夕の日には
大きな竹をくれた
大きな思いで
大きな夢を書いた
部屋の窓からは
夕焼けをみた
木々たちを越えて
駅や山がみえる
大きく育つ緑のおかげ
テレビは観れなくなった
挨拶は忘れない
キスをしよう
わたしは過去
どんな景色を切り取り
どんなことを
感じていたのだろう
ハッと
させられる
手に触れる瞬間
現像するために
生きているようで ね
あのワクワクは
何に代えられる?
素敵な写真が
ひとつ
またひとつふたつ
焼き増しをして
必ず会いに行こう
たいせつなひと
たいせつなものへ
抱えきれないほどの愛も
忘れずに




