ならんだの里仏像展示館‼️ | 田舎暮らし準備中 『それいけ‼️いずみん』

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川のお魚が大好きで、田舎のくらしをしてみたくって、横浜から静岡県の伊豆に移住することにしました。本当の伊豆民になる為、ちょっとづつ準備して様を伝えられたらいいなぁと思っています。


平安の仏像展示館へ行ってきました。
実はここ、平成25年に出来たばかりなのですが、旧国宝が見れるとのふれ込み。
行って見たいと思っていたところです。

寝坊して、ハイキング計画を秒殺し、出掛けました。

朝一で拝観したカッパ寺から、すぐそばの展示館は、車で行けるのはお山の下まで。
見上げるような坂道を、前傾姿勢で登ります。
この日は暑さも落ち着き、過ごしやすかったのですが、息があがり汗が吹き出ます。



坂道の途中、涼しい風に変わったのがわかりました。
途中途中に、励ましのプレートが、びっくり
も少しも少しと書いてあります。


着くとそこは緑が深く、苔生した南禅寺(なぜんじ)の御堂がありました。

南禅寺(なぜんじ)の写真です。

この中で24体の平安時代の仏像をまもりつづけてきたそうです。

撮影禁止なのでリンク貼っときます。

展示館は南禅寺のすぐ脇にあり、木の質感が気持ちいい綺麗な建物でした。

館長さんでしょうか、丁寧に説明頂き、小一時間も付き合ってくださいました。
話しがまたお上手でどんどん引き込まれていきます。

奈良時代、ここら入江だった頃、港として大いに栄えていたそうです。仏教もさかんで、「ならんだ寺」という、大きくて立派なお寺が西暦749年できたそうです。
1432年、地殻変動の影響で、山は崩れ甚大な災害をもたらし、お寺も崩れ落ちたそうです。

109年の時を経て、1541年に南禅寺(なぜんじ)が埋もれた仏像を、掘り起こしお寺に祀ったということです。
掘り起こした谷は仏谷と名付けられていたそうです。
それからさらに470年。展示館に収められたということでした。

学者先生達によると、この山の粘土質の土が仏像を密閉し、守ったとのこと。

言い伝えの中に科学的な根拠があり、とても面白かったです。

教えてもらったこと、全て書き残したいところですが、是非実際にいってお話を聞いて頂きたいです。つまらない私の文章の何百倍も面白いです。

トップの写真は南禅寺(なぜんじ)の仏像で鎌倉時代のものだそうです。希望があれば見せてくれます。
写真を撮ってもいいとのこと、こんな間近で写真を撮る機会も少ないので、お言葉に甘えて撮らせて頂きました。

目が合うので少し怖かったです。邪念が見透かされるようです。
寝坊したから来たこととか・・・


この彫り物は日光東照宮の物より古いんだそうです。さわれちゃう距離です。

いろんな行事もあるようなので、また出掛けたいと思います。