性別 男性

住所 東京


年齢 39歳

身長 けっこう高め

外見 さわやか


年収 やや高め

職業 クリエィティブ的な


性格 優しい、聞き上手

家事 すごいできる


持病 重病ではないがある

 

 







東京・恵比寿と兵庫県にある結婚相談所、

結婚物語。仲人Tです。


IBJTMSメンバーズネットと良縁ネットとJMN、所属している4つの連盟全てで成婚最優秀賞と優秀賞と感謝状を貰いました!これからもバンバン幸せなご夫婦を生み出していきます!







新年一発目は、

 


アラフォー男子の成婚談です!

 


それでは、張り切ってどうぞ!



 

 

 

 

彼は持病をプロフィールに明記していたにも関わらず、結構お見合いが組めていました。

 

 

さわやかな外見もありますが、

1番の理由は

 

柔軟で、

こだわりが無かったから

 

です。

 



 

自分は初婚だけど再婚の人もOK。

なんなら子供がいてもOK。

 

家事ができない女性でも、

自分ができるから全然OK。

 


アラフォー男子の8割が通る道、

「20代やアラサーの美女にばかり申し込み、全員から完全に無視される」

も全く通らず、

 

最初から「若い人より話が合いそうだから」と同年代に申し込んでいました。

 

 

 



外見もさわやかで、穏やかで優しい。

 

お見合いをしたら、大体の人とは仮交際に入ることができました。

 





しかし、彼はいつも、


10回以上会った女性達から、

最終的に振られてしまう


のです。

 








彼と交際した女性達は言いました。

 

「嫌なところは特にないんです。だけど彼が私を好きな感じもしないんです。」

 

 

もともと口数が少なく控えめな彼は、ガンガン結婚観を聞いたり好意を伝えたりすることができず、いつまでも相手と距離を縮めることができなかったのです。

 


何度もデートを重ねると、デートプランも尽きてくる。同じような場所に出かけ、前回と変わらない薄い会話をして解散する。それを何度も続け、デート代が結構な額になった頃、相手から交際終了が来る。

 

そんな日々が続き、

彼はどんどん疲弊していきました。

 









2021年、9月の終わり。

あと少しで40歳になってしまう。





 

事務所に電話をしてきた彼は、

私にこう言いました。

 

「今年いっぱいで、婚活をやめようかと思います。」

 

いつも穏やかで、女性の悪口も、婚活の愚痴も一度も言ったことがない彼が、絞り出すような声でそう言った時、私には返す言葉が見つかりませんでした。

 

 

 

 





ところが!!

なんとその2週間後!!

 

 

なんと、

7歳下の美女から、

申し込みがあったのです!!

 

 

彼女のプロフィールのお相手への希望欄には、

「パッションがあり、健康的な方」

と書かれていました。

 

!?!?

彼にパッションとか無いですけど?

あとめっちゃ持病書いてますけど?

 

 

 


 

 

彼女は気さくでとても明るく、

華やかな美女でした。



フットワークも軽く、微妙な人に出会っても「一回で判断したくないし、2回目会ってから決めよう!」と仮交際をOK。

 

どう見てもすぐ成婚しそうでしたが、実は彼女には弱点(?)がありました。

 

 




それは何かというと、

 





無類の



「スピリチュアル好き!!」



たまに手相を見てもらうとかのレベルではなく、占星術を学び、自己啓発講座やスピリチュアル講座に通ってきた、なかなかのスピ系ガールだったのです。

 



美人で明るいので、

仮交際にはいくらでも進める。

 

でも、仲良くなって自己開示すると

「スピ系はちょっと…」

と振られてしまうのです。

 

占いが好きなことは最初からプロフィールにも書いていましたが、「思ってた以上にガチ」と引かれることも多かった。

 


 


 

しかし、そんな彼女にも、

ついに素敵な出会いが!!

 

お相手はとある宗教の会員でした。

 

宗教アリの相手でも全然OKだった彼女は、彼と順調に仲を深めました。


「信仰がある人だから、

スピ系にも理解がありそう!」


何度もデートした後に、彼に占い好きなことを伝えた彼女。

 


すると、


まさかの交際終了!!

 




実は、彼は親に無理やり入会させられて嫌々その信仰をしていたそうで、


スピ系に理解があるどころか、

大っ嫌いだったのです!!

 








 


この人なら、

大丈夫だと思ったのに。


 

何度もデートを重ねて、長い時間をかけて仲良くなったのに、占い好きなだけで嫌われるなんて。

 

壺とか水晶とかグッズを買ったりお布施したりもしないし、ただ好きなだけなのに。

 

 

 

ありのままの私を受け入れてくれる人なんて、この世にいないのかも。

 

もう、

婚活やめようかな…。

 

 

 

 



心が折れそうになりながら検索画面を見ていると、7歳上のとある男性が目につきました。

 

再婚でも子供がいてもOK、

家事ができない方でもOK、

同年代希望!

 

 

「えー!

絶対性格いいじゃん!

こだわり全然無さそう!!」

 

入会時はパッションがあって健康な男性を希望していた彼女ですが、婚活に苦戦するうちに、考え方も変わっていました。

 


「パッションとかより、ありのままの私を受け入れてくれる人の方が大事だな…むしろパッションより穏やかさが欲しいかも。」

 

「健康は確かに大事だけど、このくらいの病気なら別に命に関わるわけでもないし。」


 

よっしゃ!申し込もう!

ポチッとな!!

 




彼は「こんな若い美人さんがなぜ?」と驚きつつも、お見合いをOKしてくれました。



 

 

お互いに関西出身という共通点があり、控えめで聞き上手な彼と明るくていっぱい喋りたい彼女の相性は驚くほど良く、2人は仮交際に入りました。

 




前回の彼で懲りた彼女は、

決めていました。

 

「今回は、早い段階で自分を曝け出そう!」

 


幸い、彼女の仲人は嶋かおりさん。

男性に気持ちを伝えるテクニックは、

プロ中のプロ!


↓この本、マジで、マジで良いです



嶋さんのアドバイスに従って、3回目デートでは彼と2人でこれにチャレンジ!

 

恋に落ちる36の質問


 

やってみたら、

なんということでしょう!

 

2人の価値観は、

非常に似ていたのです!

 


彼はびっくりしました。



こんなに価値観が合う人に出会えるなんて。


そもそも、今まで出会った女性とはこんなに深い話をした事はなかった。


こんなに惹かれた女性は、

彼女が初めてだ!



 

彼はその場で

「真剣交際を考えている」

と伝えました。

 

すぐにOKしてもらえるとは思っていなかったけれど、こんなに自分を曝け出してくれた彼女に、どうしても好意を伝えたかったのです。

 


 

 

そうこうしているうちに、彼のマンションの更新時期が迫ってきました。

 

その話をすると、彼女は

「一緒に不動産屋に行こ!」

と言い出したのです。

 


(もしかして、結婚する2人の家を見に行くとかって嬉しい展開だったりする?いや変に期待しちゃダメだ!俺の部屋を一緒に探してくれるだけかも!)


彼は動揺しましたが、とりあえず彼女と一緒に不動産屋に向かうことに。

 


それでも期待は抑えきれず「真剣交際に入れたら渡そう!」と、彼女が好きなフラワリウム(瓶に花が入ったオシャレなやつ)を準備しました。



 

不動産屋に行く前に、定食屋に入った2人。


唐揚げ定食を食べ終わり、トイレに行って帰ってきた彼女は思い出したように言いました。

 

「あっ、そう言えば真剣交際よろしくお願いしまーす⭐️」


 


え!?

今!?

 

トイレ帰りの今!?

 

 



こうして、

2人は真剣交際に入りました。

 

 

フラワリウムも内心

 

「今!?今渡す!?

こんなにシャレオツな私を?

定食屋で!?」

 

と思った事でしょう。

 

 

 

 




その足で不動産屋に向かった2人。

 

彼女が不動産屋さんに

 

「3LDKでお願いします!」

 

と発言したので、

 

「あっこれ結婚後の2人の家を探す感じだ」と理解した彼。

 

もちろん今日決めるのは早すぎるので、どんな物件があるのかだけ教えてもらいました。

 

その中に、彼の会社に出やすく、21帖のリビングがあるとっても素敵な新築マンションが。彼女が「見に行きたい!」と言い出し、そのまま内見に。

 

そして、

勢いに乗り、

なんとその場で契約!!

 




不動産屋さんも

 

「今日!?

今日恋人同士になったのに、

今日新居を決める!?」


と驚いた事でしょう。

 






プロポーズもまだなのに、2人はマンションの頭金まで入金を済ませてしまいました。

 

 




2人とも、相手を選ぶことに全く不安はありませんでしたが、

 

ここまで苦戦しただけに、

「こんなうまく行っていいもの?」

と狐につままれた気持ちに。

 

2ヶ月前は、2人とも

「もう婚活やめよう」

と思っていたのに!!

 






2人はそのまま、プロポーズ前に婚約指輪まで買ってしまいました。



 

 

 

 

さて、プロポーズが終わり、

両家顔合わせをすることに。

 

顔合わせはもうしっちゃかめっちゃかで、

爆笑の連続でした!

 

彼のお父さんは

「この服とこの服、どっちがいいと思う?」

と彼に相談してきましたが、


送ってきた画像は、

なんと両方ジャンパー!!


なんでや!そこはジャケットやろ!

「ジャ」しか合ってないわ!

 

ジャンパーを却下すると、柄ジャケットに柄シャツを着た画像が送られてきました。

 

いや派手!そして限りなくダサい!

東海オンエアのしばゆーか!!

 

 

彼は自分の服を貸し、

何とかお父さんの体裁を整えました。

 

当日にお父さんが革靴を持っていないことが判明し、運動靴で顔合わせに挑むというハプニングもありましたが、


彼女のご両親は気さくな方で、全然気にしていませんでした。

 


息子のために、

髪も頑張ってセットしたお父さん。

 

しかし、お父さんがトイレに行った隙に、

お母さんが彼女の両親に

 

「トイレが長いでしょ?

多分ね、ハゲを気にして髪のセット直してるわ!」


と暴露したせいで台無しに。

 


お父さんがトイレから帰ってきた時は、全員下を向いて笑いを堪えるしかありませんでした。

 

 

 



顔合わせが終わり、彼女の家に行ったら、

次は彼女のお義父さんが大ハッスル。

 

娘の結婚相手がいい人で安心したのか、

テンションが上がりきったお義父さん。

 

彼の前におせちを出して

「全部食べるまで、

帰れま10!」

と言い出したのです。

 


陽気な彼女のお父さんが、

陽気でないはずはなかったのだ…!

 

お義父さんの日本酒コレクションも次から次へと出てきて、お酒に強いはずの彼も前後不覚に。


こうして、夜は更けていきました。

 

 






明るくておしゃべり大好きな彼女と、

穏やかで聞き上手な彼。

 



一度は婚活を辞めようと思った2人でしたが、


こうしてぴったりの人に巡り会うことができました。

 



2人はきっと、

笑いの絶えない家庭を作るでしょう。

 

2人に子供が生まれたら、

両家でどんちゃん騒ぎになりそうです。

 




ご両親ともども、

末永くお幸せにーーー!!



 



次回


まだまだ男子の成婚談が続きます!

次回はアラサー男子!


男はまず「婚活でやってはいけないこと」を学べ!



お楽しみに!



今回に似た成婚談を読みたい方はこちら✨

 

10歳下の美女と結婚した男性の話


希望条件に「家庭的な方」と書いていた男性が家事が全くできない実家暮らし女子に申し込んできた話



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