東京・恵比寿と兵庫県にある結婚相談所、

結婚物語。仲人Tです。



今日は、

「どうしても人を好きになれない」

35歳女子の成婚談です。





男性と女性では、

女性の方が惚れにくい

のは有名な話。




「恋愛で相手がグイグイくると冷める、引いてしまう」という「蛙化現象」にいたっては、


なんと、女性の7割が1度は経験した事があるそうです。



なぜ相手の好意が気持ち悪くなってしまうのか

※すぐ他社とか他の婚活コンサルさんの記事をパクる(これはとら婚さんのやつ。婚活女子は絶対読んだ方がいいよ)








今回登場する女子は、

蛙化現象どころの話ではありません。




なんと、彼女は、


35歳になるまで、

1度も誰かを好きになった事が無かったのです。








そんな彼女が、

どうして結婚できたのか?



それでは、張り切ってどうぞ!!












<婚活を振り返ってみて>

 



「好きになれる人が中々できないのは、自分の問題」

 

婚活でよく聞く言葉です。

 






でも、その"自分の問題"が何なのか、

自分で気付くことは本当に難しい。

 

私は婚活中ずっと、

「"自分の問題"とは?」と自問自答しつつ、

自己嫌悪←→開き直りを繰り返していました。

 



結婚相談所には「いい人を見つけたい!」というより「自分の悪いところを客観的に指摘してもらえるのかも」という気持ちで入会しました。

 

 







結婚を考えたのは、

 

結婚せず、

歳を取ってから、


「結婚ってどんなものだったのかな」


と思う人生は嫌だ!

 

と思ったからです。

 


ひとまず自分で出来る範囲でやれることをやりきって、それでもダメなら向いていない!と腹がくくれるだろうと。

 










そもそも、私は幼少期から「死」を意識して過ごしてきました。

 


私の母はある疾患を持っていて、頻繁に入退院を繰り返していました。

 

母はパワフルで家庭はとても明るかったですが、常に「この瞬間が最後になるかもしれない」と頭の片隅にある状態で過ごしてきたので、

 

家族が大事すぎて、20代中頃までは「恋愛」の位置がものすごく下位でした。彼氏が欲しいと考えたことすらなく、何度か告白して頂きましたが、すぐに断っていました(苦笑)。

 





26歳で「母が結婚した歳」になり、周りからも多少「いい人はいないの?」と言われ始め、重い腰をようやく上げ始めました。

 

しかし、今までまっっったく恋愛せずに生きてきたのに急にギアを入れられるわけもなく、

 

もがき苦しむ日々が始まります。

 

 




①26~32歳

 

街コン/合コン/婚活パーティ/趣味婚など無料から有料までさまざまなものに参加→対面で話すものではだいたいカップリングにはなるが、いつも2回ほど会ってその後続かない(続けたいとも思えない)の繰り返し。

 

31の時父が急死し、落ち込み&様々な手続きに忙殺され、婚活休止。

 

 

②33~34歳

 

他社で活動。月会費は結婚物語さんの倍だったのに、実は「結婚相談所」ではなく「結婚情報サービス(特にフォローに力を入れていない会社)だった。闇。泣


→毎月1~3名とお見合い 

→仮交際に入っても続かない 

 

もちろん相談しましたが、「今は慣れていないだけ。少し様子を見ましょう」の一点張りで、テンプレの回答しか返ってきませんでした。

 

「自分の辛抱が足りないのだ」と我慢を続けていたら、全身に蕁麻疹が。

 

限界を感じて退会しました。

 

 


③35~36歳

結婚物語。さん IBJで活動 (半年)

 

前の相談所で悩んでいた時にこのブログに到達して、何度励まされたかわかりません。「陽」のオーラを感じて(急にスピリチュアル)、「この相談所で婚活を最後にしよう!」と入会しました。

 

婚活は受験や就活と違って出口が見えないため、「辛い」という事が分かりきっていたので、


再始動する時に「2年間」と自分のなかで期限を区切りました。

 


この期間で縁が無かったら諦めよう!と決めていました。

 







 

申込を頂いた中から、絶対にNG以外の方をOKしました。また、10名に申し込んだら1名か2名からOKを頂けたので、その方々とお見合いしていました。

 

平均して、3名の方と仮交際を続けることができていました。

 




ただ、私は恋愛経験ゼロで、惚れやすくもなければ相手をすぐ信用するタイプでもなかったので、結婚物語に入っても、すぐには上手くいきませんでした。

 



「この性格を直せれば、もっとずっと話は早いのに!」

と思いつつ、


今までこの性格できたんだから仕方がないと悩む悩む…!!

 

もう、禿げそうでした。

 



「もっと柔軟になりたい!」

「でも無理なものは無理!」

の繰り返し。

 



そのうち、


「結婚なんて無理矢理するものじゃないし!」

「そもそも、私、何で結婚したいんだっけ? 」


と、以前と同じように、


自己嫌悪←→開き直りのループに戻ってしまいました…!

 

 







たまたま職場に、超面食いだったのに全然希望と違う人と結婚した女性の先輩がいたので、

 

「どうしてその人に決めたんですか?」

と聞いてみたところ、

 

「自分のことを大切にしてくれていると実感できたから」


との返事が。

 


 

"条件"で出会う「婚活」なのに、「自分のことを大切にしてくれている」と感じるとはどういうことなのだろう?


そんなこと、あるのだろうか?

と、全く想像も理解もできませんでした。

 





数回お会いして短時間で判断する婚活は、

言い方は悪いですが、


お互いに探り合いをしているというか、常にやや緊張している感覚でした。


就活の面接中のような状態です。

 

 

 

 






そんなある日のことです。

 

私から申し込みをした、

ある男性とお見合いが決まりました。

(Aさんとします)

 


Aさんとは会った瞬間にピンと来たりはしませんでしたが、


話していて全く違和感が無く、「ここだけは気になるわ~」という点が一切無かったんです!

 




お見合いの場所も良かったのかも。

 

いつもお見合いするホテルのラウンジでは、周りもお見合いカップルだらけなので「広い試合会場」で個人戦に挑んでいる緊張感がありました。(卓球の大会みたいな?)

 

リラックスしなければ!と思いつつ、いつも会場の雰囲気に飲まれて神経を尖らせていました。

 


でも、Aさんとお会いしたのは、たまたま商業ビルの上の方に入っているカフェの半個室で、周りを全く気にせずものすごくリラックスした状態でお話しできました。


 

会話の内容もプロフィールに書いていない幼少期の思い出や家族のエピソードで、とても自然に楽しく話せました。

 

 







そんないい人に出会えたのに、

3回目のデートの時、

私はやらかしてしまいました。

 



なんと


「次はこのお店はどうですか?予約は私がしておきます✨」

と彼に伝えたお店と、


私が実際に予約したお店が違ったのです!

(イタリアンで店名の頭が一緒だった…!)

 



しかも、そんな時に限って、

私が乗っていた電車が事故でストップ!!

 

「遅れると思うので、先にお店に入っていて下さい」と彼に連絡したら、彼から「予約が取れてないみたい」と返事が!

 

「そんなはずは!」と、予約画面をスクショして送ったら、彼から「お店が違うみたいだよ」と返ってきて、凍りつきました!

 

しかも、予約した店は、

その店から徒歩で15分ほどかかり…!

 

もう最悪中の最悪!!

 





それなのに彼は、

全然怒らなかったんです。

 

すぐに私が予約していたお店に「遅れます」と連絡を入れてくれ、30分後にお店集合になったのですが、ニコニコ私を迎えてくれました。

 

その時はもう、彼の優しさに惹かれる以前の問題で、とにかく申し訳なくて、土下座の勢いで「会計は私が!」と叫んだのですが、彼は全くイライラ感も出さず、サクッと奢ってくれました。

 

ランチの予約がいっぱいで予約終了時間はずらせないとのことで、すぐに食べてバタバタと出る羽目になり、「せめて!せめてお茶を奢らせて下さい!」と泣きつき、軽くカフェに行き、その日は終わりました。



 

断られても仕方ないと思っていたのですが、その後も何事もなかったように「来週どうしましょうか?」と聞いてくれ、ずーっと週1で会っていました。

 

 







さて、今なら、「こんなことがあったら普通は惚れるのでは?」と思いますが、

 




私は特に彼を好きにならず、


常に彼は


「何も違和感がない」

「何一つ不満がない」

「話が自然に続く人」


という認識でした。

 




私は人を好きにはなれない病にかかっていたので!!


恋愛感覚が壊死していたので!!

 

 







彼以外にも話が続く人はいたのですが、

何が違ったかというと、



「適度に」好意を感じた


点でした。

 





私にとって、彼は本当に、

ものすごく絶妙にいい距離感だったんです。

 





お互いに「可もなく不可もなく」だと、

私が歩み寄らないから距離が縮まらない。


しかし、相手の好意が大きすぎると、

私が引いてしまう。

 


今まではそんな「最初から詰み」状態の婚活でしたが、


 




彼は私に好意を見せてくれつつも、私の意向を無視して無理矢理迫ってきたりはせず、私の気持ちがついてくるのを気長に待ってくれたんです。

 


お互い「毎日連絡を取りたい!」とかもなく、タイミングや距離感が本当に絶妙で、何度となく「丁度いいな~」という言葉が頭に浮かんでました。笑

 

なので、気張らず自然でいられたのかもしれないと思います。

 





それと、私は何か決める時に「ん?」と思っても「まぁいいや~」と流す時があるのですが、自分では顔に出ていないと思っていたのに、彼がいつも「何かひっかかることあった?」と聞いてくれるので、「すごい!ちゃんと見てくれている!」と密かに感動しています。笑

 


あと、他の人なら気になること(40代で実家暮らしなど)が全く気になりませんでした!

 







こうして、

時間はかかりましたが、


私は彼のことをだんだん好きになっていったのです。

 

 






<婚活で一番辛かったこと>

 

・コミュニケーション能力問題

→共感しかなかったツイッターを引用します。

 

感じたことは、

全てここに集約されています!

 



とにかく相手と上手にコミュニケーションが取れなくて、どうすればいいんだろうと悩むことが多かったです。

 



それで大抵、

「疲れた、もう交際終了!」

となるパターンでした。

 

 





 

でも、彼と出会って、


結局、最後は相性

なのかなと思いました。

 





私のように「他人に好意を持つ」のが苦手なタイプの方もいると思いますが、

 


「惚れにくい人」が、婚活を成功させようと思ったら、ただただめげずにたくさんの人に会っていく、これに限ると思います。

 


自分は簡単に人を好きにならないと最初から分かっているのだから、好きになれる人に当たるまで、諦めずに会い続けるのです。

 




もう一度婚活をやるとしても、私はただひたすら相性が会う人に当たるまで、ボッコボコになっても会い続けると思います。

 





相性は、プロフィールでいくら条件を見ても分かりません。


会って初めて分かることだから。

 

 

 








Aさんに出会えたことは、

本当に本当にありがたいです。

 

生活などはこれからですが、彼となら、穏やかに過ごしていけそうだと感じています。

 

 

 


結婚物語。さんには、本当にものすごく励まされました!!!

 

自分から悩みを相談するタイプではないので、定期連絡くらいでしかお話はしていませんが、ブログからも電話からも、『陽』を感じました!

 

日光浴している気分になれて、

よし前向こう!ってなれたのです。笑

 

本当に心の支えでした。

 

本当に本当にありがとうございました!

 

本来だったら、関西に直接出向いてお礼を言いたいです。

 

コロナの収束が見えて、関西に旅行行く機会ができれば、「いつのこと?」ってくらい時間があいてしまうかもしれませんが、ご挨拶に伺いたいと思っております!

 

結婚式は私にこだわりがないので挙げませんが、4月から一緒に住むことになりました!

 

何もかもこれからですが、やっとの一歩なので、気張りすぎずやってみたいと思います^^

 

ありがとうございました。







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