彼女(30歳)
学校の先生
家事が大好き・大得意
超インドア・ゲーム大好き
モンハンの武器・双剣
彼(26歳)
東大卒
東証一部上場勤務の超エリート
英語・中国語・日本語のトリリンガル
真面目・ゲームが大好き
モンハンの武器・狩猟笛
(特殊すぎるやろ)
さあ、
一狩り行こうぜ!!
兵庫県高砂市と、
東京の恵比寿に事務所がある結婚相談所、
結婚物語。の仲人Tです。
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入会相談のご予約は079-431-3120
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さて、本日は、
なんと、会って三週間で結婚を決めたお二人のお話をしたいと思います!
さて、彼女は、学校の先生だけあり、
黒髪で、見た目はどちらかと言えば地味で目立たない印象でした。
しかし、とにかく中身が凄かった!!
家事、特に料理が大好きで、
パスタは生地から、ハムも手作り、実家にいた時はお祖母様の介護食・お父様のお酒のつまみ・お母様には和食・お姉様には洋食と、家族に合わせて毎日違う料理を作っていたほどのやり手!
さらに、
結婚後はフルタイムで共働き希望!!
その上、
節約家で貯金がめっちゃある!!
フルコンボだドン!!
もうこの時点で勝ったも同然ですが、
さらに彼女の趣味ときたら、
車・漫画・ゲーム・アニメ!
めちゃくちゃ男ウケするやないか!!
特にゲームは、介護が必要で外出できなかったおばあさまと一緒に、ファイナルファンタジーやテイルズシリーズをはじめ、相当の数をやり込んでいました。
極め付けが、
相手に希望する条件が、
「私を大事にして下さる方」
のみ!
学歴、婚暦、一切気にせず!!
高望みとは無縁の彼女が、
一体なぜ、
4つも年下で、超エリートのご主人と結婚したのか!?
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さて。
東証一部上場勤務のエリートで東大卒、年収も同世代の男子に比べれば段違いで高収入、英語・中国語・日本語のトリリンガルにも関わらず、
彼女の運命の相手は、
婚活で苦戦していました。
安定した企業なだけあり、
周りの男性社員の結婚は早かった。
仲の良い1歳上の先輩が結婚したのを機に、
彼は婚活界に飛び込みました。
しかし、今までずっと、
ひたすら勉強ばかりを頑張ってきた彼。
お見合いができても、
女性と楽しく話せる内容が全然無いのです!
芸能人も流行りのYouTuberも知らず、20分で会話が尽きてしまい、お見合いがトラウマクエストになったことも多々ありました。
彼は結婚相談所を掛け持ちして頑張っていましたが、なかなかいい人は現れません。
彼が辛うじて話せる話題と言えば、勉強の合間にやってきたゲームくらいでした。
しかし、フリーワード検索に「ゲーム」と入れてみても、ヒットする女性はほぼいませんでした。
ところがある日、彼が検索をしていると、
趣味の1番最初に「ゲーム」と書いている女性が目につきました。
それこそが、
4つ年上の彼女だったのです!!
彼から申し込みを受けて、
彼女は目をぱちくりしました。
「えっ…
なんでこんなエリートで、しかも4つも年下の人が私に?何かの間違いでは?」
とりあえずお見合いをOKした彼女。
彼女は当日、早目にお見合い会場に着いて席の予約をしましたが、なんとその日は激混みで、2時間待ち!
「どうしよう、違うカフェを探した方がいいかな。彼は年下だから、私がリードしてあげなきゃ。」
そう考えていた彼女でしたが、
現れた彼は、
状況を把握するとすぐにこう言いました。
「2時間待ちなら、僕がこの近くに良い店を知っていますので、そこに行きませんか?」
彼女は心の中で叫びました。
「た、た、
頼れるーーーー!!」
しかも、
彼は階段を先に降りてドアも開けてくれ、
さらっとエスコートしてくれたのです。
「か、か、
かっこいいーーー!!」
この時点で、彼女は今日交際希望を出すと決めていました。
一方彼は、
カフェで話しながらびっくりしていました。
「この人…
ガチのゲームオタクだ!!」
今まで、「どうぶつの森が楽しい」レベルの話になったことはありましたが、「どのゲーム会社の作品が好き」なんて流れにはなったことがありませんでした。
しかし、彼女は「任天堂とコーエーが好き、特にコーエーの三国無双は神ゲー」といった話をガンガン振ってくるのです。たまたま彼も三国無双をやっていたので、お見合いは死ぬほど盛り上がりました。
当然、お互い交際希望。
連絡先が繋がったばかりの2人でしたが、お見合い二日後、どうしても彼女に会いたくてたまらなくなった彼は、
「今日会えませんか?」
と急なお誘いをぶちかまします。
それに快く彼女が答えて、
2人はカフェでゲームをすることに。
遊び大全で大富豪をやって、
どうぶつの森のカード交換。
4時半に集まって、
晩ご飯も食べて、
なんと、気付けば夜8時の閉店時間までどうぶつの森をプレイしていました!
どうぶつの森は彼女の方がレベルが高く、
彼は彼女に教わる側でした。
ちょっぴり悔しかった彼は、
「モンハンだったら、僕が教えられるのに!」と呟きました。
すると、なんと彼女は、
翌日に速攻モンハンを購入!
その日から、毎日のようにモンハンを通信プレイする仲になりました。
彼女曰く、
「彼はすごく頭が良かったので、目的を達成する最短ルートや、すぐに強くなれる方法をよく知ってたんです!
モンハンをやっているうちに尊敬の念が強くなってきて、どんどん好きになっていきました!」
さて、
次はお互いのことをたくさん知るために、
長い時間デートしたいなと思った彼女。
でも自分は、相当のインドア派。
どのくらいインドアかというと、相手のプロフィールに「野球」「サッカー」の文字があると秒で断るくらいのインドア過激派。
※スポーツする男子は普通はモテるので安心して下さい
外出は疲れる…。
何かいいアイデアはないかな?
そのまま彼に言ってみると、
彼は
「祥福の湯」
を勧めてくれました。
「ここなら部屋の中に人工芝があって寝転がれるし、ご飯も食べられるよ。」
さ、さすがーー!!
趣向を凝らした様々なお風呂には全く入らず、
2人はモンハンをやりながら、
何時間も喋り倒しました。
※温泉に入るなら3回目ではまだ早いよ✨化粧もヘアスタイルも崩れる上、下心を感じるので女子からはドライブと同じくらい不人気!誘うなら気心知れてから!
この頃には、
だいぶ2人の仲は深まっていました。
週4ペースで毎日3時間もモンハンで通信プレイをしていたので、お互いの家族の職業の話や、子供をどう育てたいかなど、かなり深いところまで話ができていたのです。
3回会った時点で、
彼女はもう真剣交際に入りたくなりました。
彼女→結婚物語→彼の相談所→彼
の順番で、
彼女の気持ちが伝えられました。
すると、彼が彼女に電話してきました。
「うちの相談所から聞きました。
真面目に話をしましょう。」
美人女医さんや元CAさん、色んな人に会って多少悩んでいた彼も、この頃には彼女しかいないと思っていました。
真剣交際を自分から申し込みたかった彼は、
大好きなポケモンの聖地、
ポケモンセンターのカフェで、
彼女に告白しました。
実は、彼には夢がありました。
できることなら、
結婚指輪を、
大好きなポケモンの指輪にしたい。
でも、彼は馬鹿ではないので、
「普通の女の人はそんなの絶対嫌だろうな」
とは分かっていました。
ダメ元で言うだけ言ってみよう!と、
思い切って彼女に打診してみると、
彼女はこう言いました。
「えーーー!!〇〇さんと真剣交際に入るのが嬉しすぎて、指輪とかドレスとか結婚式とか、そういうの全く考えてなかった!
むしろ指輪なんか無くてもいいと思ってたから、もらえるなんて、とっても嬉しい!
ポケモン私も大好き!!」
彼はその瞬間、
この人を選んでよかった…!
と、
天を仰いだそうです。
現在、
ポケモンの指輪がまだ制作中なので、
プロポーズはそれからです。
しかし、
指輪を待ちきれなかった2人。
決めろ!炎のクリティカル!
プロポーズ前に、
さっさと入籍してしまいました。
入会して、
2ヶ月後に彼に会い、
3週間で真剣交際、
その1ヶ月後に入籍。
彼女が相談所に入会してから、
籍を入れるまではなんと4ヶ月。
モンハンのおかげで(?)
2人は疾風怒濤の勢いで結婚したのでした。
お二人とも、
末永くお幸せにーーー!!
本日も最後までお読みいただき、
ありが
はっ!
今、この記事でテンションが上がった男性陣(特にオタク)がやらかす未来が見えたのでこれだけは言っておきます!
「相手からまだ好かれてないのに、自分の趣味を嬉々として布教する男子は普通に振られる」
終わり
次回
「恋愛未経験・20代女子の婚活」