生青山さんは、動画からそのまま飛び出てきた、

いつもの青山さんそのまんまだった。

 

 

でも、実際に会場で感じてみると、どこまでも果てしなく

ただただ、やさしさと、心のあったかさしか感じなかった。

 

青山さんは子供の頃に、家にあった日本刀で木を伐りまくった

ことがあるそうだが(笑)、それを見ていた武家の出のお母様に、

「自分のためには決して刀を抜くな、人のためにはいつでも抜け」

というようなことを言われたそうだ。そのエピソードと、

どなたに対しても、言うべきははっきりと言われる方なので、

なんとなく、どこかに、心の刀のようなものをお持ちなのかと

勝手に想像をしていたわけだが、実際は、「丸腰だ・・・」と思った。

常日頃から、自分は守らないと言われているのは本当だなとも感じた。

そして、言うべきは言っても、けして相手を傷つけたり、貶めたりする

意図や目的はないのだ、と。少なくとも、そのような刀はお持ちではなかった。

 

 

みんなの目を見て、目を合わせながらお話しされるのが青山さんのスタイル。

私の座った席の列にも来て下さって、私の隣に座っている方の目を、しばし

まっすぐ見つめられながらお話しされた後、私ともしっかりと目を合わせて

少しお話しして下さった。ずっと見ていたくなるような目だった。

私は、目をまっすぐ見られる人と、そうでない人とがいるが、

青山さんの目は曇りのない、濁りのない、本当にまっすぐな眼差しだった。

 

 

お話の後、本にサインを頂けることは事前に知っていたので、私も一冊

選んで、持って行った。一人一冊限定かと思っていたが、実際はそうではなかった。

私は初めてサインを頂ける機会に遭遇したので、それを知らず、

初めてのサインを頂けるなら、この本にしようと思って選んだ一冊だった。

 

サインを待って並んでいる間、私の少し前にいた方が、「青山さんの名前を

もう一度、書けることが嬉しい」というようなことを言われたのが耳に入り、

思わず「うん!うん!」と心の中で言いながら、頷いてしまった。

心からこの人の名前を書きたい!と思って書いたのは、青山さんだけだ。

 

そして、いざ、自分がサインを頂ける番が来た。少し前までドキドキしていたのに、

青山さんに前に立つと、スッとおさまって、何と表現したらいいのか、

今でもまとまらないけれど、本当に垣根なく、壁なく、接してくださっている

ということを肌身で感じたひとときだった。

 

意外にもリラックスしすぎて、つい心の本音がこぼれてしまう感じというのか・・・

 

どの方に対しても、下の名前で呼びかけたり、即座にニックネームをつけて

呼びかけながら話しかけてくださっていた。

自衛隊で命の危険のある任務をされていた方に対しては、

「国防ありがとうございます」と声をかけられていた。

 

私の時は、「○○ちゃんの夢は何?」と聞かれ、

「青山さんが日本の総理になってほしいです」と、つい本音を言ってしまったら、

芸人さんみたいな面白いリアクションされた後、「○○ちゃん自身の夢は何?」

と言われて、少し自問自答して出てきたのが「みんなが幸せになってほしいです」

だった。そしたら、ここに書くと叶うよと、書いてくれた。

「○○ちゃんの周りのみんなはきっと幸せになるよ」とも言ってくださって、

とてもうれしかったし、励まされた。頂いたサインやメッセージと共に、

私の一生のたからものになった。

 

 

 

一人で、知らない人がたくさんいる所に行くのは、私にとってはドキドキ

不安な事でもあったけれど、行ってみたい!と思った気持ちのまま、不安さに

負けないで行けたことは、自分の中の小さな自信にもなったし、本当に

行ってよかったなと思った。

 

久しぶりに乗った電車の中で、行きも帰りも、たまたま隣になった方に

ありがとうと言われるような、ちょっとした交流もあり、

こわいと思っていた世の中だったけど、以前と比べると、ずいぶん、

やさしいものになってきているのかもしれない、そう感じれたこともうれしかった。

 

 

安倍元総理に、青山さんが自民党に入ると、経産省が変わる、外務省が変わる、

自民党が変わると言われ、実際に少しずつ変わってきているようだ。

この波がこの先も続くように、青山さんがもう一度、選ばれることを願う。