北海道の龍宮城は、

札幌市北区にある

屯田公園という場所にあった。

 

夕方4時くらいだったので、

たくさんの子供たちが公園で

遊んでいた。そんな中、

建柱がスタートした。

 

すると、周りにこどもたちが

集まってきた。はじめは、

こちらの様子が気になりつつも、

子供たちと目を合わせると、

目をそらして、見てないふりを

していたものの、一緒にやる?と

声をかけると、集まってきて、

色々と話しかけてきた。

 

 

講師は、両手のひらを上に向けて、建柱が

完了するまでは、じーっと動かない。

「何しているのか?」という問いに、男の子が

「動かない修行!!」と元気に答えた。

そうだね、そう見えるね。(笑)

 

同行していた仲間が、

「この上に、何か見えるかい?」と

子供たちに尋ねる。「空!」とか、

「雲!」とか、思い思いの答えをくれる。

そのうち、一人の女の子が、

「かみさま?」と言った。

 

「おぉ~!!」「わかるの?」

ときくと、うなずいた。

神さまが、時々、見えるらしい。

周りの子も、「えー、見えるの?」と

おどろいていたので、初めて

そのことを口にしたのかもしれない。

 

そうしているうちに、建柱が終わり、

光の柱を固定させるために光の小槌をふった。

その様子を見ていた男の子たちが、

「ラーメンの水切り!!」

「ラーメンの水切り!!」と。

たしかに、似ているね!(笑)

 

そして、建柱が終わり、

講師によるプチセミナーが始まった。

「神さまはいると思う?」との問いには、

ほとんどの子が「いる」と答えた。

はじめはみんなで聴いていたものの、

そのうちに遊びだす子たちがいて、

数人が残った。残ったこどもたちの、

一所懸命、真剣に聞いている様子が

とてもうれしかった。途中、ちょっかいを

出してきた他の子に、「今、それいいから!」

「話を聞いてるから!」みたいに言う子もいた。

神さまが、時々、見えるといった女の子も、

本当に食い入るように講師をじっと見て

話を聞いていた。こどもたちの真剣な表情が

忘れられない。そして、キラキラとしていた。

未来は明るいなと思った。

 

 

 

講師の表情も、とってもうれしそうだった。

途中、大人の女性が近づいてきて、

何かありましたか?と声をかけてきた。

不審に思ったのだろう。こどもたちに

もう帰ろうと、うながした。それでも

子供たちは帰ろうとはしなかったが。

これは現状を教えてくれているんだなと思った。

話がおわり、講師がこどもたちに感想を聞くと、

「おもしろかった!!」と元気に答えてくれた。

 

自然さんは、神業の最後の最後に、

このこどもたちとの出会いというプレゼントを

用意してくれていた。初めに立てた予定でいっていたら、

この場所には、朝早くに来ていただろうから、

こどもたちは学校の時間で、会えることはなかった。

でも、仲間の一言で、行く順番を変更したことにより、

このプレゼントをうけとることができた。

ほんとうに大きなプレゼント。

 

さいごに、「何か困ったことがあったらね、

ワイオ理論、覚えておいてね!」と講師が言うと、

みんなが「ワイオ理論!ワイオ理論!」と

何度も声に出して、覚えようとしてくれていた。

今まで、大人が理論の話を聞いている姿は

何度も見てきたけれど、それとは全然ちがう、

こどもたちの反応の良さに、ほんとうにおどろいた。

みんなが、純粋なまま、余計なゴミを入れられず、

育っていってくれることを心から願う。

同時に、この理論と出会っている母親を

持つこどもたちは、何と幸せものだろうかと思った。

 

神が見えるといった女の子の魂は、

もう人間を卒業していてもおかしくないくらい

進化した魂さんだった。これからの日本、

これからの皇の時代をつくっていくために、

きっと人間として生まれてきてくれたのかな。

小学校四年生だったけれど、皇の魂を持っていた。

 

わたしはわたしで、こどもたちが住みよい

世界になるために、ワイオ理論を通して、

少しでも何か役に立つことが

できたらいいなと、あらためて思った。

 

神業の終わりに、このようなご褒美を

いただけて、ほんとうにうれしかったです!!