ベトナム人に日本語学習の学習法を教えて来ました! | ベトナムから世界へ!目指せPolyglot!多言語話者への終わりなき道

ベトナムから世界へ!目指せPolyglot!多言語話者への終わりなき道

18年間ずっとベトナム語一筋!
ベトナム人ネイティブと間違えられることも頻繁になってきたので、今後は多言語を話すことにチャレンジ中。(会話重視)
日本語(母語)、ベトナム語(上級)、英語(中級)
当面のターゲット言語→インドネシア語、中国語マンダリン

先日、夕方から、ある会社へ出向いて、
日本語講師としてベトナム人に日本語を教えてきました!

その時の状況をご報告!

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仕事で知り合いのベトナム人女性と電話で話をしていたら、
「チャンスがあれば日本語をもっと勉強したい」って言うんです。

彼女はすでに日本語でコミュニケーションがそこそこ出来る営業ウーマンで、
電話でのアポ取りや、日本人客先への訪問営業などはすでにお手のもの。
ベトナム語も英語もあまり得意ではない日本人相手に、
日本語を操って頑張って営業活動している女性です。

彼女はまだまだ上達したいんだってことで、
ためしに日本語会話上達のコツを教えてあげることにしました。

そしたら、

せっかく日本人が教えてくれるなら同じ境遇の仲間3人にも声掛けして良いか?

というのでもちろん快諾。
チャンスを独り占めしない仲間思いドキドキなトコロがいいですね!

と、いうわけで当日。

まずは自己紹介をして、
生徒さん3名もそれぞれ自己紹介をしてもらって、
いよいよ本題です。

みんな、どんなテーマで教えてくれるのか?
と興味津々なのが伝わってくるのですが、

具体的な課題をやっても1回、1時間半の講義ではどうしようもないので、
ある程度日本語の基礎を抑えた人が、
どのように語彙を増やしたり、リスニングや発音をいかに強化するか
一人でどうやって有益な教材を探すか?

について話をしてきました。

彼女たちはもうこれ以上は、日本語学校に行って勉強をして、
っていうレベルは超えてしまってますから、
自分でやる方法、続けられる方法を提案したわけですが、

基本となるのはやっぱり、
「よく聞いて、繰り返し口に出して発音する」

という一番重要なことについて
ベトナム人の生徒さんたちに話をしてきました。

皆さんこの考え方に納得しているのは彼らの表情から伝わってきます。

後は、これらを実践するための、学習素材のありかについて指南。

ナチュラルな日本語が聞けるニュースサイトで、
字幕のついているものを紹介してあげましたが、
今回試しに字幕見ないで聞いてもらったら、
3人が3人ともお手上げでした。

さすがにニュースを読み上げるスピードには
まだまだついていけるレベルじゃなかったわけですが、
何度も聞いたり、口に出していけば、
必ず聞こえるようになる時が来る
ので、
3人の生徒さんには本当にがんばって継続してほしいです。

ただ、3人に共通して気になる点が1つ。
「単語帳を作ったら良い、しかもアナログな単語カードなどではなくて、デジタルなもの。
ウェブ上の有益な単語記憶ツールを活用すると良い」
と伝えたのですが、
デジタル環境で単語帳を作るということについて、
出来合いの日本語単語帳がないか?と聞いてくるんです。

私は日々出会う単語や表現でわからないものは必ず書くようにと伝えたのですが、
どうもそれが面倒臭いらしいんです。

自分で単語帳を作ることは、
記憶を補助する意味でもあるのに、ちょっと残念だなと思いました。
でも3人が3人とも同じ望みを持っていたようなので、
ベトナムの人は皆そういう考えなのかもしれませんね・・・。

急がば回れ!
という言葉が若者になかなかわかってもらえないのは、
日本もベトナムも一緒なんでしょうか?

いつも読んでくださりありがとうございます。m(_ _)m
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