浣腸は臥位で行う? | 頚髄損傷.comのブログ

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浣腸はどの姿勢で行うかご存知ですか?




看護師さんに聞くと、左側臥位で行い、座位や立位では行わないと回答するはずです。





これは腸管を傷つける可能性があるからです。





脊髄損傷者で肛門の感覚がないと、なおさら損傷リスクは高まりますよね。





さあ、本当ですか??





私は看護師さんと争うつもりはありません。





ただ、リスクがあるからといって、座位で浣腸を行うと失便がなく排便自立となる可能性があるとしたらどうなのでしょうか?





最近の風潮なのですが、リスクがあるということで、すぐに避けるようになってきています。





責任を問われる時代であり、組織も保守的になっているので仕方ないのかもしれません。





ただ、それで当事者の自立の機会が奪われるデメリットはどう考えるのでしょうか?





リスクは当事者が理解したのなら、リスクヘッジしながら、自立へと向かうのが本来の方向なのではないでしょうか?




事なかれ主義がまん延して、チャレンジすると管理者から目をつけられて責められる。




そんな時代なのでしょうか?