低血圧は脊髄損傷につきものの合併症です。
低血圧の原因はよく脊髄損傷により副交感神経優位になるから、麻痺によって筋のポンプ作用がなくなるからだと言われます。
では、脊髄損傷で低血圧が起きない人がいるのはなぜでしょう???
ケガをしてから数カ月は低血圧は必須です。
しかし、4ケ月以降も低血圧に悩まされる人は低血圧の原因と対策を再検討する必要があると思いませんでしょうか?
結論から言うと、私は血液量が少ないことがポイントだと思っています。
とにかく血液を作るために運動するのです。医師やセラピストの指導のもと、上肢エルゴメータを使用して負荷量を調整して行ったら1か月で低血圧は改善します。
昇圧剤なんて必要なくなります。ただ、必要に応じて腹帯や弾性ストッキングは使用して下さいね。
頚髄損傷.comはまだ未完成ですが、2014年5月末で完成させます。相談も可能なので、よかったらご活用ください。