痙縮の治療とコントロール | 頚髄損傷.comのブログ

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頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

頚髄や脊髄損傷の方に対する痙縮の治療としてボトックスという注射で行う治療があります。


下記のサイトにボトックスに関する情報があります。

http://botox.jp/index_option.html


私の所属している施設でも痙縮にたいして必要に応じてボトックスを行っています。


痙縮について分からない方は、私のブログを参考にして下さい。


簡単にいうと、意に反して筋肉が緊張して動いてしまう、力が抜けないといった症状です。


痙縮=ボトックスではありません。


こちらに痙縮の治療が記載されていますので、参考にしてください。

http://www.itb-dsc.info/keisyuku_chiryou/oral_drug.html


追加でリハビリで痙縮を強くさせていないか?

 麻痺側を無視した運動や力任せにした運動、ストレッチ不足、痙縮を繰り返すような動作など


どこにも記載していませんが、ボトックスは感覚のある頚損・脊損者にとってはかなり痛いようです。


半分以上の人が痛いから、2度と注射をしたくないと訴えます。


別にドクターの注射が痛いわけではありません。

私はこのドクターにインフルエンザの注射をいつもしてもらっていますが、特別に上手なドクターです。


痛みが強いのは注射針が太いのと、深層まで注射するからでしょう。


ただ、痙縮に対する効果は非常に高いです。


しかも、完全麻痺の部分ではなければ、しっかりとリハビリをしていると、1回の注射で痙縮のコントロールができます。


私の方は1度きりで、痙縮がコントロールできるようになりました、というかしました。


よって、ボトックスに頼り切りではなく、ボトックスの治療を行って、筋肉の緊張が落ち着いた後に、再度、痙縮が強くならないようなリハビリが非常に重要になります。


これは人それぞれ介入方法が異なりますので、担当セラピストに相談して下さい。


ちなみに、頚損・脊損で入院している方の多くが高額療養費制度で無料になると思いますよ。


外来になると負担が生じます。


医師やセラピストにすべてを任せず、自分でも勉強をして、痙縮の治療とコントロールをしてくださいね。


私が管理者のウェブサイト 頚髄損傷.com   こちらは頚髄損傷・脊髄損傷者のポータルサイトを目指して

随時、情報を拡大中です。

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