本日から障害者自立支援法が障害者総合福祉法に名称が変わることをご存知でしょうか?
民主党政権が自民党から政権を奪取したときに鳩山元首相が肝入りで始めた,障害者自立支援法の改変が再度自民党政権になってから実現しました。
看板の掛け替えだけであるという批判が多くありますが,個人的には色々な面で前進したので,民主党に一定の評価をして良いかと思っています。
まず,もっとも変化が大きかったのが,今までは障害を身体・精神・知的と別々としていたものをすべて一緒にしました。
これが最大の恩恵だったと思います。
少しだけ話してしまいますが,私はこの制度の変更のお蔭で,頚損・脊損の方々のある事業が可能となりそうです。
準備に年単位かかりますが,着々と進行中です。
話を戻します。
では,頚損・脊損の方で今回の法律の改正による影響は?
実はほとんど関係ありません。
精神,知的障害の方や難病の方などはありましたが,頚損・脊損の当事者の方にはあまり変化がないでしょう。
あえて言うなら,いままで障害程度区分という名称だったのが,障害支援区分になったこと。
また,自宅に帰るときや帰ったときに支援してくれる相談支援事業所が行う相談支援業務が明確に居続けられ基幹相談支援センターが創設されたことでしょう。
本制度が改善した裏側では政治への当事者団体から継続的な活動があってからこそです。
頚損・脊損の団体は他の支援団体と比して,政治活動が弱いため,自分たちの制度拡大のために様々な専門職や団体と協力をしながら,もっと改革していく必要があるのではないかと思っています。
そのような意味でALS協会は非常にご努力されて,結実していますね。
もちろん,ALS協会としては本改正をまだまだ合格点に至らないと考えているとは思いますが・・・
当事者活動を今一度,考えてみる必要がありますね。
まずは,頚損連を全国的にしっかりと確立して,兵庫と大阪の頚損連を見習って,どんどん声を上げていきたいものですね。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/sougoushien/
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