スロープの角度を考えるときには、
自走するのか?介助なのか?
スロープの長さを確保できる環境があるのか?
段差解消機との比較で価格、見栄え、自立度、緊急時、耐久性は?
色々と考えますね。
今回は単純にスロープの角度だけです。
スロープの角度は何度にすればいいのでしょうか?
これは、人それぞれなので、やはり角度計で測定して自分に合った角度を探すのがベストで、私はそうしています。
ちなみに、頚損の方は自走で6°を基本とし、対麻痺で高齢ではない人は8度まで許容。
高齢の対麻痺の方は6度。
スロープを上る距離が短いときは9度まで許容。
こんな感じで私は考えています。
以前、住宅改修業者に角度を任せてしまったら、10度で施工され失敗したことがありました。
一応知っておきたい、スロープに関わるはなしです。
・スロープにはすべりどめを塗布しましょう。
・必要に応じて踊り場を設けましょう。
・スロープは曲線は避けてください。
・転落防止のためにスロープの両サイドに5センチ以上の段をつけましょう。
・手すりタイプを設置する必要はあまりないと思います。
・スロープを家に沿って設置すると夏には強い照り返しがあるため、設置する方は覚悟しましょう。
・木のスロープは避けましょう。
・スロープの幅は少なくても車いすより40センチ大きい幅を確保しましょう。
私が考えるスロープでした。
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