各自治体で障害者扶養共済という年金があります。
これは、障がいを持った親が子にかける年金です。
まず、もらえる年金額は月額で2万円です。
これを2口まで可能なので最大で月に4万円が子どもが死亡するまで年金が支払われます。
では次に、親の支払です。
親が何歳かで掛け金が変わります。
加入時の年度の4月1日時点の年齢 | 平成20年度以降加入 |
35歳未満 | 9,300円 |
35歳以上 40歳未満 | 11,400円 |
40歳以上 45歳未満 | 14,300円 |
45歳以上 50歳未満 | 17,300円 |
50歳以上 55歳未満 | 18,800円 |
55歳以上 60歳未満 | 20,700円 |
60歳以上 65歳未満 | 23,300円 |
と決まっています。
その掛け金を連続20年間、払い続けること。かつ、65歳までという両方の条件が満たされたときです。
例えば、42歳だったとします。
月々に14300円を20年かつ65歳なので、65歳まで23年間、掛け金を払い続けると、掛け金を払わなくて済み、自分が死んだときまた重度障害者となった時に、障がいのあるお子さんへ年金が支払われます。
もちろん、2つの条件に満たないとき、または、脱会するときには、一定額が返金されます。
この制度は、お得かどうか、判断するのに迷いますね。
資金に余裕があるかたしか、難しいかもしれません。

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