電動車いす part7 | 頚髄損傷.comのブログ

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頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

電動車いすpart7です。



電動車いすのpart1~6をお読みいただかないと理解できない内容がある

かもしれません。



分からないときは、電動車いすのテーマをご参照ください。



part7はコントローラー(手 or あご)です。



上肢で操作できる方はハンドコントローラーを使用します。ただ、ティ

ルトしたときに、肩が後ろにさがって、コントローラーまで手が届かな

いことがあります。



そのようなときは、頭の横にティルトを戻すスイッチやセンサーを取り

付けて対応する必要があります。



判断に迷うのは、C5の方でバランサーを用いないとハンドコントロール

できない、また、上肢の筋肉の緊張が強く、コントロールできないこと

がある、また、コントローラーに手が乗せれないという方です。



リハビリを継続していけば可能となることも多々あるので、担当セラピ

ストと相談の上、決めていく必要があります。



経験や知識のあるセラピストはハンドコントローラーで可能なのか、あ

る程度の予測がつくものですよ。



上肢の操作が困難な場合はチン(あご)コントロールになります。チン

コントロールにおいても、ハンドコントロールと同様にティルトした時

に、コントローラーが操作できなくなることがあります。



対策としては、ビブマウントといって、言い方は悪いですが、子どもの

ゆだれかけのようなものにチンコントローラーを固定する方法がありま

す。



また、ハンドコントローラーのように、別のスイッチを作ることでも対

応が可能です。



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