~『空白期間④』から続く〜
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↓これ個人的にめっちゃ好きです。
驚くべき事が起こった。
教えてくれたピンクのワンピースの女性。
物凄いスピードでラインを行き来し始めた。
その風貌からは想像出来ないスピードだ。
そしてその正確さ。
少しでも異常な事が起こっていたらそれを見つけ
即、ラインが止まらないように修正した。
私が横にいる必要なんておそらくなかった。
邪魔になる、足手まといになりそうだ。
鬼滅の刃の煉獄さんと猗窩座との死闘の
中で、炭治郎が横から入れないときのような
感覚。
自分がいないほうがいいと思いながら
何か異常がないかを確認する。
見様見真似で修正作業をする。
でも横から何か気に食わないのか
師匠がやり直す。
俺まじいらんやんけ。
姉さん、コミュ障すぎ!
検品作業の時間は約30分くらいで終わり、次の
作業待ちとなった。
私「す、凄いスピードですね」
「全然、今日は少ないから楽よぉー」
そうなのか。
これで楽な方なのか。
既に汗だくになっている自分。
平然としている師匠。
これを8時間続けるのか。
今から先が思いやられた。
〜『空白期間⑥』へと続く〜