『木曜日③』 | 突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

順風満帆な生活から一転。
突然の逮捕から社会復帰までの経験談を同じ悩みを持つ方や、その周りの方にお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
文章など、拙いところあるかもしれませんが、お許し下さい。

~『『木曜日②』』から続く〜

 

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そして、面会終了。
私は部屋に戻ろうとします。
すると、
留置担当が

留「あんまり、同居人と仲良く
ペラペラ話さないほうがいいよ。
特にあなたは。どんな人かわかったもんじゃ
ないんだから」

私「は、はい。。」

また、あそこの部屋に入っちゃいけないよ、
風の口調で言われました。

でもまあ確かにそれはそうなのかもしれない
と思い、多くを語るのはやめることに
します。

それにしても、被害者と連絡が取れた、
というのは1つ収穫です。
少し心が安らぎました。

ルーチンをこなしながら、1時間に1度1つ
しか無い窓に向かって拝む。
いつしかこの拝む動作もルーチンに
なっていました。

私、日頃は全く宗教とか興味ないんですが、
人間、頼れる物が無いと、何かに頼りたく
なるんですね。
少し、心理が分かったような気がしました。

そして、また

私は呼ばれました。

留「21番さん、調べ入ったから出るよ。」

うわ。マジか。。

またあの地獄の時間です。
刑事から受けるプレッシャーと
何を言われるのか分からない不安。

急にその感覚が襲ってきます。

そして呼ばれるがまま私は、
取調室へと向かいました。

〜『木曜日④』へと続く〜