『木曜日①』 | 突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

順風満帆な生活から一転。
突然の逮捕から社会復帰までの経験談を同じ悩みを持つ方や、その周りの方にお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
文章など、拙いところあるかもしれませんが、お許し下さい。

~『『宴会!?』』から続く〜

 

初めての人はこちらからご覧下さい♪

 


検察から帰って来た次の日、
私はいつも通りのルーチンをこなして
いました。

もちろん、同居人はいますが。。

そう、カールおじさんです。
ずっと1人だった自分にとって
この上ないストレスです。
午前中は1言も話しませんでした。
夜もほんとに2人だと狭いんです。
寝返りも派手に打とうものなら
すぐどこかが相手の体に当たります。
人権なんてあったもんじゃありません。。
一応、まだ無罪の身ですけど、警察さん。

そんなこんなで
お昼の時間になりました。

すると、カールが突然話しはじめました。

カ「昨日はどうでしたか?」

私「あぁ、長かったです。笑」

カ「あんなくだらない行事。あんな
事やりながら検察だって弁護士と
癒着してるやつなんて沢山いるんだよ。
昼間は問い詰めて来るけど、夜は
弁護士と酒飲んで、まああの件は穏便に
しましょう、みたいなやつ糞ほどいるよ。」

えっ!?そうなの?
これは本当なのか定かではありません。
ただ、まあ全国見たら0では無いかもしれ
ないですね。

私「ちなみに、何でここにいるのか
聞いてもいいですか?」

カ「俺は特殊詐欺。前にヤク持ちでも
捕まってる。今回は半年間くらい尾けられて
たから証拠たっぷり。逃げられないね。」

また特殊詐欺か。多いな。
そう思いました。
そして、1度捕まってるのに、
何で??とも思ってしまいます。

でも、私は今だから分かります。
1度捕まると負のスパイラルから抜け出すのは
なかなかにハードモードだという事。

とはいえ、カールおじさんも、
家族に色々と迷惑を現段階でかけている
らしく、本当に可哀想でした。

そんな会話をしながら、ご飯を食べ午後に
なると

ピンポーン

チャイムが鳴りました。



〜『木曜日②』へと続く〜