還暦から始めた旅23話ロシア編➈サンクトペテルブルク(8) | ケイゾーのブログ

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ありがとう ピッピー君!

 

 

 

8/15 同ホテル連泊  

 

『ロマノフの家ホテル』に展示されていた歴代ロシア領土

当時は、オーナーは愛国者だと感じるくらいだったが、

現在も経営しているのだろうか?

 

エルミタージュ美術館に再度向かう

 

14時30分着くが、ゲートの外まで並んでいた

 

 

 

これだと3時間以上待たなければならないだろう!

 

水曜日は21時まで鑑賞できるので、後ほど並ぶことにする

 

昨日見れなかった聖イサク寺院内部(大聖堂)を観に行く

しかし、水曜日は聖イサク寺院の休館日だった( ノД`)シクシク…

 

その途中見つけたレストランで、昼食する

 

ご存じ『ボルシチ』とビール(正確な価格は覚えてないが、合わせて7~800円くらいだった)

感じの悪い給仕だったが(呼んでも無視)、これが本物のボルシチかと、感心する

 

その後、エルミタージュ美術館の列は1/3になっていたので、

1時間程並んで入れた

 

やっぱり! 『大使の階段』は素晴らしい

 

≪林檎の木の下の聖母子≫ルカス・クラーナハ

穏やかな気持ちにしてくれる

 

≪盗まれた接吻≫フランス画家、ジャン・オノレ・フラゴナールまたは共作

アレクサンドル1世の所有

 

盗まれたというより、自分から求めているようだ!

 

 

≪青い服を着た婦人の肖像≫トマス・ゲインズ・バラ

当時の貴婦人はこんな感じだろうか?

 

宝石箱

 

絵画だけでなく、所蔵品は多岐にわたる

 

 

なんとも可愛いキューピット

キューピットの説明

 

 

≪田園風景≫ ペーテル・パウル・ルーベンスと工房

どう見ても田園風景というお題は可笑しい

女性自身まんざらではないようだが、

身分不相応の男性が迫っている

 

エジプトから

 

自由撮影できる

 

最後エルミタージュ美術館

 

 

8/16 12時40分~21時15分 57Km走行

民家泊(アレクサンドルさん家)

 

 

 

これが5泊していた部屋、狭いがトイレ、シャワールーム完備

一泊三千円ちょっとだった、

最初宿アプリで3泊予約してから2日延泊

 

オーナーは愛国家であったが、全く嫌な思いはしなかった!

 

準備万端

 

サンクトペテルブルク鉄道駅

 

道中で列車発見

 

車掌を撮る

 

 

約30Km走ったか?

サンクトペテルブルクを撮る

 

18時28分、何故か十字架

 

この十字架の裏に軍事施設があった

 

この塀の向こうに戦車がある

 

この日は、宿アプリでキャンプ場を予約していた

料金は1000円以下で、町から離れている所にあるようだ

 

その地にMapsを使って向かう

 

 

それらしい所に行きつかない

 

どう見ても ”ここだ” と思われるところにたどり着く

 

 

冊越しから撮る

予約しているのに、声をかけても誰も出ない

 

 

ここで1時間くらい声を張り上げながら、出てくるのを待つ

 

そして、男性が顔を出して、「イッポンスキー!」と声をかけて来た

 

私を一目見ただけで、日本人と判っているというのは、

宿アプリで私の情報がいっていることになる

 

一瞬胸をなでおろす

 

しかし、どうも歓迎されてないようだ?

 

私は寝るジェスチャーをすると、

 

知らんよ! といった態度をとる

 

宿泊予約をしたとジェスチャーすると、

 

携帯電話を出して、何処かに電話して、

 

出てくれといった風に、携帯電話を私に手渡す

 

声の主は、女性だった

 

その女性は英語堪能だった

 

その女性は、「私は用事で、今日家に帰らないのであなたを泊めることができない。 主人は英語ができないので対応できない」と言って電話を切った

 

嘘だろう?

 

キャンプ場とはとても言えない、草ぼうぼうの空き地があるだけの所で、とてもテントを張る環境にないのは一目瞭然だったので、

空き部屋で泊めてくれるのか?

とも思ったが

 

何処かにテントを張らさせてくれ!

と言っても、判っているのか判っていないのか?

話が進まないので諦めることにする

 

さぁ、どうしよう!

 

町まで7~8キロメートル

 

向かうことにする

 

町に着き、宿を聞きながら探す

 

そんな時、中年男性が声をかけて来た

 

何かいい情報を得れるのかと思って、立ち止まる

 

どうもその中年男性は、私に苦言を言っているようだ?

 

近くにいた若者が、その中年男性を止めようとして中に入ってくれたが、中年男性の話にうけて笑い出した

 

何を言っているか全くわからないが、もちろんいい気持ちにならない

 

これ以上時間を無駄にできないので、自転車を蹴ってその場を去る

 

何か嫌な予感がしてくる

 

今日野宿は絶対やりたくない

 

嫌な予感がしてくる

 

その次に会った人は犬を連れた年配の男性だった

 

ジェスチャーでホテルを探していると言うと、

丁寧に教えてくれた

 

言われた所あたりに宿のような集合住宅があったので、

「ここで泊めてくれないか?」

「いや、泊める部屋はない」と言われる

 

だったらここの敷地にテントを張らしてくれと、食い下がる

 

「出ていけ!」相手は私を手で追い払う

 

しょうがない! また町まで戻って宿を探そうと思い、

来た道を戻る

 

すると年輩男性から声をかけられる

 

「どうだ、宿はあったか?」

 

ん~、さっき宿を教えてくれた人だった

 

焦っていて、宿を教えくれた人の顔も覚えていなかった

 

あっちから声をかけられて、やっと気づく始末だ

 

言葉は判らないが、付いてこい!

と言っているようだ

 

この辺りの感は長年の経験で、天下一品になっている

 

アレクサンドルさんの家にて

年金暮らしだろうか?

質素な生活をしていた

 

私は道中で買ったハンバーガーをウィスキーで済ます

 

アレクサンドルさんは、 パンだけの夕食だった

 

ウィスキーはどうですか?

と訊いたが、遠慮された

 

ロシア語はできないが、相手の言う言葉は半分以上判ったと思う

 

信頼関係にあると、言葉なんか必要ないようだ

 

犬のピッピー君に手持ちのソーセージをあげていたら、

それは止めてくれと言われた

 

彼らの生活パターンを乱すことになるのだろう?

少し勉強になった

 

その晩はソファーを使ってベッドにして安眠できた

 

「捨てる神あれば拾う神あり」

 

ホントにありがたいオジサンだった!

 

朝、お手をするピッピー君

彼は役者で、右左交互にお手をする(動画に撮ればよかった!)

 

私が荷物をまとめていると、

ピッピー君が泣き出した

 

アレクサンドルさんがたしなめると、やっと泣きやんだ

 

ちょっと寂しそうなピッピー君

短い時間だったが、ありがとう!

 

 

さぁ出発

アレクサンドルさんはピッピー君に何を言っているのかな?

 

ありがとうございました。

 

 

さようなら!  本当にありがとうございました w