だれかに教えたいこと

 

 今日は英語の個人レッスンでした。




…と、言っても


大好きなM先生と


お話しする為に


再開したようなもので…





毎回


泣いたり


話しを聞いてもらったり





なかなか


以前のような英語の授業には


なりません…





でも


M先生は


その時間が必要だ、と



ゆっくり、ゆっくり


待ってくれています。








そして今日は



ワシントン・アーヴィングのスケッチ・ブックからの一節をお勉強。







good nature は


とても簡単な単語ですが


なかなか深い意味があります。



このテキストでは


善良な、となっていますが


他にも


生まれ持った優しい気質や温厚さ、など


とても良い言葉です。





『 あなたは 本当のgood nature よ 


         だから 絶対に大丈夫 』


と、M先生は


私に力を与えてくれました。






そして


私の心に留まった言葉が


もうひとつ。





『 海の上を


       油のように広がって 』





あまり綺麗なイメージではないけれど




音も無く


油が薄く静かに


広がっていく様子が浮かびました。





今の私の気掛かりは


同じ傷を負った


主人です。




私は


たくさんの優しい人たちに


支えてもらい


なんとか


やっているけれど




主人には


そんな場は無くて




今までは


どちらかの悲しみを


お互い引き受けて


全力で支え合って来たけれど



この悲しみは


二人で向き合うと


半分になるどころか


何倍も辛くなってしまう




相手が悲しみ苦しんでいる姿を


見ることが出来ない




だから


私は


油になって


そうっと


静かに


主人の悲しみを


覆ってあげたい




自分の


魔法の


傷パッドも


見つかってないくせに








相手のことは


なんとか


してあげたいと


思うのです。





アーヴィングの一節は


今の私を支えてくれる


大切な言葉となりました。


どうか


この悲しい嵐を


乗り越えて行けますように。






今日もお読みいただき


ありがとうございました。



皆さまの毎日が


優しい幸せな時間で


いっぱいに


なりますように✨












 

 

 

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