令和4年度、給食物資費決算ベースで3億1000万円のところ、児童生徒給食費を約2億6700万円、教職員等給食費約2700万円(教職員等も給食を食べています)、その他交野市負担約1600万円、としました。
NHKが「“価格高騰”給食の「ご飯」回数減へ」と報道しました。
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コメの価格高騰が続くなか、大阪 交野市では、ことしの2学期は、市内の小中学校の給食で「ご飯」を提供する回数を、週3回から週2回に減らすことを決めました。 交野市によりますと、市が給食に使用するコメの1キロあたりの購入価格は▽去年の1学期分は345円でしたが▽ことしの1学期分は502円と、1.4倍以上に値上がりしました。 また、ことしの2学期分は764円と、去年のおよそ2倍となる見込みだということです。 市は、今年度、1キロあたり547円で購入費用を確保していましたが、この状況が続くと予算が足りなくなるおそれがあることから、ことしの2学期は、市内にある12の小中学校の給食で、これまで週3回提供していた「ご飯」を週2回に減らし、コッペパンなど、パンの提供回数を増やすことを決めました。 価格高騰が今後も続いた場合、3学期は、「ご飯」の提供回数を週1回に減らすことも検討するということです。 交野市の山本景市長は「物価高騰も続く中で、給食費を値上げすることも難しいと考えた。苦渋の決断だが理解してほしい」と話しています。
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令和7年4月15日、TBSのNスタが「悲鳴 給食で「白米」の回数減らす 子ども食堂への提供厳しく」と報道し、
子どものお米をめぐる問題は、給食にも影響が出ています。
大阪・交野市は、市内の小中学校で2学期の給食の「ご飯」を提供する回数を、週3回から週2回に減らすことを決めました。
大阪・交野市 山本景 市長
「急なお米の価格の高騰で、かつそれが続いているというのは、もう致し方ない。やむを得ないかなと苦渋の決断」
お米の代わりに具材が入っていないコッペパンを増やすなど、工夫をしていくと言います。しかし…大阪・交野市 山本景 市長
「これ(高値)がずっと続くとなってくると、3学期に関しましては、お米の回数を週に1回とか、そこまでやらざるを得なくなるような厳しい状況」
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令和7年4月17日、読売テレビが「コメ高騰5キロ6000円超! 2学期の給食『パン』が週3回に、市長が児童らにお詫び 大阪・交野市」と報道しました。
コメの価格高騰が続く中、大阪のスーパーでは依然、在庫が足りず、買い物客に対して「1家族、1袋まで」と購入制限を呼びかけるところも出ています。 大阪・阿倍野区のスーパーでは先月(4月)中旬ごろから、コメの在庫が足りなくなったことを受けて、「1家族、1袋まで」という購入制限を設けています。 コメの卸売業者に発注をしても、発注した量の半分程度しか仕入れることができなかったり、一部の産地のコメについてはまったく入荷されなかったりして、見通しが立たない状況だということです。 特に販売価格が5キロ4500円ほどのコメの確保が難しく、商品棚が空になることを避けるため、5500円ほどの高値のコメも仕入れざるをえないとしています。 12日朝は、従業員が仕入れたばかりのコメを並べていましたが、商品棚は、空きスペースが目立っていました。 買い物に来た60代の男性は「近くに住んでいる母がスーパーになくて困るということで、お米を届けたことはあります。あまり売ってないところが多いですね」と話していました。 60代の女性は「パスタなどコメ以外のメニューを取り入れて、コメの消費を抑えています」と話していました。 スーパーを運営する「アオイサポート」の内田寿仁社長は「できるだけ早く店頭に並べて、たくさんのお客様に買ってもらえるよう工夫しているが、入荷量が少ないので、なかなか手の施しようがない。備蓄米の効果も感じていません」と話していました。
【交野市 米飯給食の回数減らす】 コメの価格高騰が続いていることを受け、大阪・交野市は、夏休み明けの2学期から市内の小中学校の給食で「ご飯」を提供する回数を、週3回から2回に減らすことにしています。 交野市の12の小中学校の給食では現在、月曜日と水曜日、それに金曜日の週3回は「ご飯」が、残りの2日は「パン」が主食として提供されていて、12日の献立は「わかめご飯」でした。 このうち、倉治小学校では児童たちが「わかめご飯」を次々に口に運び、中にはおかわりをする児童もいました。 市によりますと、子どもたちの間ではパンよりご飯の方が人気だということですが、給食に使用するコメの1キロあたりの購入価格は、▽去年の1学期分は345円でしたが、▽ことしの1学期分は502円と、1.45倍に値上がりしています。 夏休み明けの2学期分はさらに価格が高騰し、1キロあたり764円になる見通しだということです。 市は今年度、コメを1キロあたり547円で購入する想定で予算を組んでいますが、費用が不足するおそれがあることから、2学期の給食は「ご飯」を提供する回数を週3回から2回に減らすことを決めました。 その分、コッペパンなどパンの提供回数を増やすということです。 市は、コメの価格高騰が今後も続けば、3学期の給食は「ご飯」の提供回数を週1回に減らすことも検討するとしています。 交野市の山本景 市長は「子どもたちに影響が出るのは申し訳ないですが、量を減らすか、回数を減らすかの二者択一の非常に苦しい状況です。1日も早くコメの価格が落ち着いてほしいです」と話していました。
令和7年6月14日、TBSの情報7daysが「給食の自治体格差主食変更エネルギー不足」と報道しました。
令和7年6月20日、朝日新聞が「コメ高騰、給食綱渡り 備蓄米・米国産ブレンド使いしのぐ 提供回数 米飯減らしてパン増やす」と報道しました。
また、農林水産省は、政府備蓄米を学校等給食用等に交付するとしましたが、「8月末までに提供される分」との条件をつけました。交野市では、8月は2学期ですが、たった4日しか給食がありません。



