令和4年3月25日の星田北の物流倉庫を利用するトラックによる交通事故で亡くなられた方に心からの哀悼の誠を捧げます

 コンパクトシティーを標榜する黒田市政であるにもかかわらず、足下の交野市駅周辺では、空洞化が進んでいることを先般お知らせいたしました。一方で、住居表示での星田北(地図の内側)は、

CREの倉庫→ファンドに転売

日本生命の倉庫

三井不動産の倉庫

やっぱり倉庫→荒木運輸の倉庫


が建設されるに至っております。

さらに、黒田市政は、


トラック駐車場


で公募型プロポーザルを実施中です。黒田市政になり、交野市の住環境の良さを売りにしたこれまでのまちづくりと違った方向でのまちづくりがなされるようになり、残念でなりません。


CREの倉庫→ファンドに転売

 堺市に本社がある新関西製鉄の星田北4丁目にある星田工場の南側跡地(北側は製鋼設備を廃却済)で、入札にてCREが落札しました。
 令和元年11月に「ロジスクエア大阪交野」との名称の倉庫を建設開始し、令和3年1月31日に完成しました。
 当該倉庫は、セイノーホールディングスの連結子会社である関東運輸のグループ会社である高槻本社のフローズン・チルド食品類、牛乳、乳製品、生鮮、の輸送を手がける大阪高速乳配の本社が移転しました。

 令和3年9月2日、CREは、「ロジスクエア大阪交野」(大阪府交野市)の信託受益権を税別223億7000万円で、令和3年9月15日にCREロジスティクスファンド投資法人に売却することを決定しました。


日本生命の倉庫

 星田北土地区画整理事業で、当初、イトーヨーカドー系列のアリオを誘致し、市道星田高田線の事実上の廃道まで画策されましたが失敗し、日本生命が「ニッセイロジスティックス交野」との名称の倉庫を建設しました。その後、三井食品の倉庫として利用されています。


三井不動産の倉庫

 星田北土地区画整理事業で、当初、イトーヨーカドー系列のアリオを誘致し、市道星田高田線の事実上の廃道まで画策されましたが失敗し、三井不動産が「MFLP大阪交野」との名称の倉庫を建設しました。

やっぱり倉庫→荒木運輸の倉庫
 星田北土地区画整理事業で、当初、イトーヨーカドー系列のアリオを誘致し、市道星田高田線の事実上の廃道まで画策されましたが失敗し、その後、土地利用については不明でしたが、やっぱり「ロジクロス大阪交野」との名前の倉庫になり、荒木運輸の倉庫として利用されます。

トラック駐車場
 今後、大阪府が整備予定の都市計画道路の沿道で、トラック駐車場の整備に向けた現況調査・整備効果・概略設計及び駐車場・収益施設の管理運営に係るPPPまたはPFIの導入可能性の検討をするため公募型プロポーザルを実施中です。

 星田駅北土地区画整理事業により歴史と伝統ある星田高田線(写真1枚目の青線)は星田駅北土地区画整理事業のエリアで廃道になり星田駅前線等に変更(写真2枚目の青線)されますが、クネクネです。土地区画整理事業で道がよくなるのではなくクネクネになるとはどうなっているのでしょうか。なお、星田北土地区画整理事業では、枚方市民の逆鱗に触れて、星田高田線の廃道を断念してます。
以前

現在

 また、星田駅(写真1枚目の黄緑)の北側にあったロータリー(写真1枚目黄色)は、東側(写真2枚目黄色)に移動して駅から遠く不便になり、タクシー乗り場ができてもほとんどタクシーは停まってません。ロータリーを大きくするならわかりますが、交野市民の皆様の税金約30億円を投じた開発でロータリーが遠くなるだなんてどうなってるのでしょうか?
 さらに、写真2枚目の黒○の交差点が令和4年3月23日に開設されました。その際、従来南北道だけしかなかったところ、新たにできた交通量が極めて少ない東西道が優先されました。「都市計画の決定・変更の説明会が説明会だ」との持論を展開する交野市は、これまで市民向けの説明会を開催を拒否して参りました。さらに、南側の一旦停止標識はなぜか電信柱後ろに設置されました。
 その2日後の令和4年3月25日午前中、南北道を通る自転車を運転する方が東西道を通る倉庫を利用するトラックにはねられ死亡しました。長年、南北道しかなかったにもかかわらず、市民向けの説明会を拒否して突然、東西道が優先されたのですから、関係行政機関の責任は重大です。起こるべくして起こった人災です。
 令和4年3月29日、私は、関係行政機関と倉庫に抗議しましたところ、電信柱の後ろに設置された一旦停止標識は是正されました。なお、倉庫の南側に警備員が配置されてますが、私は、北側へも警備員の配置を求めています。
 亡くなった方のためにも、改めて、交野を倉庫とトラックのまちにしてはいけないとの想いを強くいたしました。