私はエプソンのEW-M660FTという複合機を利用しております。

 インクは、スペックによると、純正インクでも、白黒1枚あたり0.4円、カラー1枚あたり0.8円、ですが、安い純正インクがさらに値下がりしており、実際にはさらに安いです。紙は、コーナンで500枚300円で売っており、1枚あたり0.6円です。本体は、4万円以下で購入可能ですが、最大印刷枚数5万枚保証なので、減価償却は0.8円と計算できます。つまり、片面印刷なら、白黒1枚あたり、インク0.4円+紙0.6円+減価償却0.8円=1.8円で、カラー1枚あたり、インク0.8円+紙0.6円+本体0.8円=2.2円です。
 他の機能として、ADF、両面印刷、スキャナー、ファックス、最大給紙枚数150枚、最大用紙サイズA4、です。なお、A3印刷可のEW-M5071FTは10万円しますが、私はA3をあまり利用しませんので、買いませんでした。
 交野市総務部は、1台年12万円もする上インクが白黒1枚あたり4円もするにもかかわらずスキャナー機能すらないヘナチョコ白黒複合機をなぜかバラバラのリース満了日で契約しております。また、交野市危機管理室は、1台年7500円でインクが白黒1枚あたり1円のプリンターを契約しております。そもそも、複合機とプリンターとで主管が違うだなんてそもそもまちがっています。また、カラー印刷が必要な各部は、別途カラー印刷可能なプリンターを購入しておりますが、一般的なプリンターなら、最低、インクが白黒1枚あたり4円、カラー1枚あたり8円、するので高コストです。
 交野第四中学校は、Print Free という年間30万円で印刷し放題の複合機を導入しております。内容としては、市場価格約3万5000円のMFC-J6973CWDに特殊な大容量インクタンクと安くてプリンターが目詰まりしない互換インク(通常の互換インクは目詰まりする)を組み合わせております。毎年大量に印刷する事業者ならPrint Freeでコスト削減が可能と考えます。