奥野副市長は、過去に、年間百回以上、公私を含め、夜の会合に出席すべく、交野市役所職員が自宅まで迎えに行っていることが交野市役所職員による情報提供で発覚しました。平成28年3月10日、交野市議会にて追及を受け、「誤解を招かないよう考えて参る」と答弁しました。
平成29年1月5日午前9時30分、減給中の奥野副市長は、交野市内の団体の新年会のため、通常なら、交野市内か近隣市のところ、交野市役所職員が運転する公用車に乗り込み、交野市から約100キロ離れた、猪肉、「丹波」栗、「丹波」黒大豆、で名高い城下町であり観光地の旧「丹波」の国の篠山市に向かいました。
新春の「丹波」路を駆け抜けた公用車は、「丹波」篠山の観光拠点である新「たんば」荘に到着しました。
新年会は、正午から開催され、挨拶の後、アルコールで乾杯し、ある出席者は、猪鍋が出ずに期待を外されました。
平成29年1月19日、今回の公用車利用では、ガソリン代1829円、高速道路料金5920円、人件費2万2613円、旅費交通費3350円、合計3万1092円の費用がかかっていることが判明しました。
①ガソリン代
走行距離191キロ÷燃費12キロ/ℓ×ガソリン単価114.9円/ℓ=1829円
5920円
勤務時間5時間5分×(課長級の最低の給料月額30万1100円+課長級の最高の給料月額40万9000円)÷2+課長級の管理職手当5万1000円)×地域手当1.1×12ヶ月÷年間労働時間1875.5時間=1万4527円
勤務時間5時間5分×(係員級の最低の給料月額14万9000円+係員級の最高の給料月額30万3000円)÷2)×地域手当1.1×12ヶ月÷年間労働時間1875.5時間=8086円
⑦旅費交通費
「丹波」副市長1500円+職員A1000円+職員B850円=3350円
交野市内の団体がどこで新年会を開催しても自由ですが、奥野副市長は、社会通念上説明がつかない場所へ公用車で行くべきではありません。なぜならば、交野市市長公用車運用基準に公用車でどこまで行っていいか記されておりませんので、社会通念上説明がつく場所への利用とすべきだからです。したがいまして、新年会で、月面、ハワイ、沖縄、北海道、祇園、北新地、交野カントリーの懇親会場、へ行けば違法・不当ですし、今回の公用車利用は、違法・不当の可能性が高いと言わざるを得ません。
私は、奥野副市長による減給中の今回の公用車利用に抗議するとともに、費用の交野市への返還を求めました。私は、奥野副市長が返還に応じないなら、しかるべき場所にてしかるべき手段にて、奥野副市長により私物化された交野市民の皆様の税金を一円でも多く取り戻します。
山本けい「ある団体は、観光を兼ねて篠山市に行ったと聞いている。減給中の奥野副市長が行くような場所ではない。」
交野市企画財政部秘書課「篠山市はそれほど遠くありません。」
山本けい「篠山市がそれほど遠くないとするなら、同じ距離の淡路島、三重県、米原、ですら遠くないということになる。異常としか言いようがない。」
平成29年3月9日、交野市議会3月議会で追及しましたが、「丹波」副市長は、「公務だ」との自論を展開しました。
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公用車と交野市役所
平成27年6月17日、公用車の不正利用にかかる住民訴訟にて、大阪地方裁判所は、中田仁公前交野市長による公用車の不正利用を認定し、交野市が中田仁公前交野市長へ経費の返還を求める判決を下しました。