平成28年度、交野市役所は、国からの交付金を得て、商業活性化のための補助金を交付しておりました。そもそも、地元商業は、連続性のあるものであり、財源が単年度の交付金である補助金は、商業活性化になじまないと考えます。例えば、星田駅前商店会買い物巡回バスの11月及び12月の乗車率は9人乗りで0.8人/台です。


 一方で、民間の創意工夫で商業活性化がなされているケースがあります。平成28年12月9日、日本を代表するクオリティーペーパーである朝日新聞が、「ベンチャー 個性作りに一役 委託販売▪️団地に移動車」と報道しました。梅ヶ枝では、マンダイ郡津店のリニューアル工事により、買い物難民が生じておりました。そのような中、「とくし丸」が星田のトップワールドの店舗で、軽トラックに食料品や日用品など約400品目、約1000点を積み込んで梅ヶ枝に移動販売に来るようになりました。私は取材に立ち会いましたが、多くの住民の方々が利用されておりました。①トップワールドからの仕入れによる商業活性化、②国からの単年度の交付金に頼らないことによる持続可能性、③買い物難民が解消される公益性、を考慮すると民間の創意工夫による素晴らしい取組と考えます。

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 私は、交野市役所が交付金をもらったからといってバラマキに走るのではなく、創意工夫で商業活性化をなすよう求めて参ります。
 平成29年3月17日、郡津のマンダイのリニューアルオープンにともない、「とくし丸」が梅ヶ枝に訪れる最後の日です。律儀に梅ヶ枝にお礼を置いて行きました。郡津のマンダイとの対照的な振舞いに感動しました。
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