平成28年6月28日、毎日新聞朝刊に「85人から247万円国保料二重徴収 交野市」、朝日新聞朝刊に「交野市、国保料247万936円を二重引き落とし」と報道された交野市市民部は、平成28年10月12日、国民健康保険被保険者証を全く別人に誤送付し、個人情報を漏洩させたことが判明しました。
現在、国民健康保険被保険者証の作成及び封詰めは、随意契約で外部業者が個人別に国民健康保険被保険者証を作成し、外部業者が再委託で、また別の外部業者に世帯別に国民健康保険被保険者証を封詰させ、交野市役所が世帯数＝封筒の総数をチェックして送付しております。
今回、再委託されたまた別の外部業者が、ある国民健康保険被保険者証を別の世帯の国民健康保険証と一緒に封詰めしてしまいました。一方、別の世帯で、ある国民健康保険被保険者証が封詰めされていないにもかかわらず、そのまま封詰めしてしまいました。交野市役所は、封詰めされた国民健康保険被保険者の世帯数＝封筒の総数をチェックしているものの、中身までチェックしておらず、気づかず送付してしまいました。
イメージ
正 誤
世帯Ａ 世帯Ｂ 世帯Ａ 世帯Ｂ
Ａ① Ｂ① Ａ① Ｂ②
Ｂ② Ｂ① Ｂ③
Ｂ③ Ｂ④
Ｂ④
私は、別の世帯の国民健康保険被保険者証まで封詰めされた方から相談を受けました。すぐさま、交野市役所に同件調査の実施、誤送付された国民健康保険被保険者証の回収、届いていない国民健康保険被保険者証の再交付、個人情報漏洩の謝罪、を求めました。しかし、同件調査は、ほぼ不可能であり、被害にあった方が市役所に申し出るしかありませんが、他に誤送付が生じ、国民健康保険被保険者証が悪用される可能性があります。交野市市民の皆様には、正しく国民健康保険被保険者証が届いているかすぐに確認し、おかしいのであれば、交野市役所にお申し出くださいますようお願い申し上げます。
平成28年10月13日、追及を受けた交野市役所は、文書を出しました。
私は、自動封入を求めて参りましたが、平成30年度から、入札が実施され、自動封入になりました。あわせて、介護保険、税、の書類も自動封入になりました。
