平成28年6月27日、毎日放送のvoiceが「飼い犬襲うアライグマ府内全域あちこちに出没…神社もナマズも被害に」とのタイトルで報道しました。
私は、交野市民の方から相談を受けて、交野市と協議し、大谷新池に、チキンラーメンをエサにオリを設置してもらいました。
7月8日、チキンラーメンを狙ったアライグマは、あえなくオリで捕獲され、御用となりました。なお、写真足下はチキンラーメンの袋です。
アライグマは、現在、交野市役所にいます。
7月8日アライグマ@交野市役所
7月9日アライグマ@交野市役所
7月10日アライグマ@交野市役所
平成28年7月11日、私が捕獲に関与したアライグマとは別に、週末にかけて、神宮寺で2匹、私部南で1匹、星田で1匹、が御用となり、結果、捕獲されたアライグマは、5匹になりました。これだけ多くのアライグマが週末に捕獲されることは交野市初です。
私と毎日放送のvoice取材班は、星田山手の大谷新池へ移動し、私が捕獲に関与したオリの設置の状況を撮影してもらいました。7月12日、毎日放送のvoiceにて午後6時15分ごろから放映されるらしく、映像では私も出演予定です。是非、ご覧ください。
その後、私は、先日犬をアライグマに襲われた方の家へ、アライグマの捕獲を報告いたしました。大変、喜んでもらいました。
平成28年7月12日、毎日放送のvoiceが「迷惑アライグマ ついに捕獲 しかし、特定にはいたらず・・・」とのタイトルで報道しました。
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憤懣本舗では以前、飼い犬・晴香ちゃんがアライグマに襲われたという交野市に住む樋口さんを取材しました。
「肺の横のところは肺に達すると手術が必要って言われたんです」(樋口明美さん)
毎晩寝る前に、トイレのために犬を一旦外へ出すのですが、突然、犬の異常な鳴き声が聞こえたといいます。
「慌てて出てきて、ここを開けて出てくると、ここに黒い物体がおったんです。犬を追い込んで上から覆いかぶさっていたんです。顔を上げたらアライグマだったんです」(樋口明美さん)
ほかにも、ぶどう畑や神社など市内あちこちでアライグマによる被害が相次いでいることを受け、憤懣取材班は、アライグマの姿をとらえるため、張り込み取材をしました。しかし、その姿をカメラでとらえることはできませんでした。ところが、先週、アライグマが捕獲されたというのです。捕獲したのは交野市の山本景議員。
「檻の設置場所についてはここの竹やぶに置かせてもらいまして」(交野市議会山本景交野市議)
これがその時の映像。アライグマの被害にあった住民からの依頼で民家の畑に設置したオリで捕獲したといいます。オリの中にはチキンラーメンの袋が。
「エサについてはチキンラーメン。アライグマが好きというのと、ネコとか他の動物に食べられにくいというのがありまして」(交野市議会山本景交野市議)
取材班は再び、被害にあった樋口さんのもとを訪ねました。愛犬・晴香ちゃんの傷はすっかり治り、元気を取り戻したようです。晴香ちゃんに捕まったアライグマの写真を見せてみると…
Q.見覚えはありますか?
「・・・」(晴香ちゃん)
晴香ちゃんも分からない様子です。
Q.顔はこんな感じ?
「こんな顔。こんな顔。ラスカルの顔」(樋口明美さん)
それもそのはず、記者が市役所を訪ねてみると…
「1、2、3、4、5頭もいます」(記者レポート)
そこにはアライグマが5匹もいたのです。市が住民に捕獲用のオリを貸し出したところ、今月8日からの3日間で5匹捕獲されたのです。大きいもので、体長は65センチ、体重は約8キロ。かわいらしい風貌ですが、カメラが近づくと…
交野市によりますと、昨年度の1年間で35匹のアライグマを捕獲しましたが、今年度はこの4月からの4か月たらずで、31匹。去年を大幅に上回るペースです。
「山のエサより住宅街に下りてきたら、畑にはすいかとか糖分のあるものが結構あるので、ああいうものを食して味をしめてというか、住宅街への侵入が増えてきているので、檻にかかるというのも増えてきているのではないか」(交野市環境衛生課本多章博課長)
交野市は特定外来種に指定されているアライグマを山に返すことはできず、5匹は処分されるということです。
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