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大阪府から産業廃棄物を減らすよう指導を受け、さらに産業廃棄物を焼却しないよう指導を受けた櫻島土木は、大阪府の裏をかき、産業廃棄物が焼却されることをわかっていて、産業廃棄物の譲渡を始めました。
12月7日13時ごろ、私は星の里いわふねにて食事をしていたのですが、昼食後付近が煙臭いことに気づいたことから、煙の発生源へ向かいました。櫻島土木の前を通っても、産業廃棄物を燃やしておりませんでしたが、櫻島土木の対岸側でものを燃やす音がしていました。さらに奥地に行くと、なんと、櫻島土木に置いていた産業廃棄物と同じ産業廃棄物が置いており、その産業廃棄物が燃やされていたのです。私は速やかに大阪維新の会大阪府議会議員団から支給されているiPadで現地を撮影し、交野警察署へ通報しました。交野警察署の方による取り調べで、当該産業廃棄物は、櫻島土木から焼却されることを前提に譲渡されたものであることが判明しました。自分たちが燃やすと違法になることがわかっている産業廃棄物を譲渡するとは、全くもって信じられません。
この件については、報道によると、現在捜査中とのことです。
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12月4日18時20分ごろ、読売テレビの「かんさい情報ネット ten」にて、本件及び私へのインタビューが放送されました。
放送内容
今日午前9時過ぎ、交野市のある土木業者の敷地で産業廃棄物が積み上げられた、保管された産廃は高さの上限を超えた違法状態。付近の住民からも苦情があがっている。問題の業者は敷地内で木くずの焼却処分を繰り返していた。地元選出の大阪府議会山本けい議員が野焼きの映像を撮影。違法行為のため取材班が業者の社長を直撃すると、野焼きについては「暖を取るために少しだけ木を燃やした」と説明した。産廃については片付けると話した。大阪府はこれまで11回の行政指導を行っているが、映像を撮影した議員は「行政指導が甘い」と警察に通報。現在、警察が廃棄物処理法違反の疑いで捜査を進めている。番組コメンテーターは、産廃を野焼きするとダイオキシンなどの有害物質が出たり火災になったりなど二重三重に環境に被害を与えかねないと話した。
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12月1日付河北新聞に掲載されましたので、紹介いたします。
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交野市私市9丁目にある解体業者の櫻島土木は、産業廃棄物の違法焼却等により、従前より大阪府の行政指導を受け、さらに、10月15日、大阪府議会9月議会環境農林水産常任委員会で取り上げられ 、さらなる厳しい行政指導を行うこととなっておりました。
しかしながら、櫻島土木は、大阪府から敷地内の産業廃棄物を減らすよう指導を受けたことから、大阪府の裏をかき、大阪府の職員の休日にあたる土日に産業廃棄物の違法焼却を開始いたしました。そのため、交野市民の方より、櫻島土木が土日に産業廃棄物の違法焼却を行っているとの匿名の電話が私の事務所にございました。大阪府議会議員山本けいは、土日に行政指導を行わない大阪府では限界があると考え、大阪維新の会府議会議員団より支給されているiPadを片手に、ハイキング客が行き交う中、また、水鳥がたわむれる中、天野川の土手に潜み、11月16日及び17日に現地の撮影を行いました。
11月17日13時40分ごろ、現地にて、櫻島土木が産業廃棄物を違法に産業廃棄物を焼却する決定的瞬間を撮影し、交野警察署に速やかに通報したところ、交野警察署の担当者が駆けつけ、結果、櫻島土木の社長が交野警察署で任意での取調べを受けました。
今回の件、私は、櫻島土木を産業廃棄物処理法違反で速やかに書類送検すべきと考えます。なぜならば、再三の行政指導に従わず、違法な産業廃棄物の焼却を行ったからです。
また、大阪府環境農林水産部は、土日祝日も行政指導を行うべきです。平日しか行政指導をしないことを見越され、産業廃棄物の違法焼却を防ぐことができず、府議会議員が現地で違法焼却を撮影して警察に通報するのであれば、当該部署の存在価値がなくなってしまうからです。
違法焼却の証拠の動画（クリックすると閲覧可能）
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交野市私市9丁目の天野川沿いにある櫻島土木は、産業廃棄物を、天野川の河川区域に達するまで放置しております。また、産業廃棄物処理法に違反し、無許可で産業廃棄物の焼却を行っております。
天野川は、交野市民の誇りであり、また、大阪府民の皆様の飲み水を提供している淀川水系です。その天野川に産業廃棄物を放置することは絶対に許されません。また、無許可での産業廃棄物の焼却は、大気汚染につながる可能性があります。産業廃棄物は、きっちりと、法に則り、産業廃棄物処理業者が処理すべきです。
今回、大阪府に適切な対処を要請した結果、大阪府は、櫻島土木に対し、行政指導を実施いたしました。
交野市民の皆様のために交野の美しい自然を守り、そして、交野のきれいな空気を守るのは、府議会議員である私の義務です。相手が誰であろうと決して怯むことなく、廃棄物が適切に処理されるまで追求して参ります。
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経緯