交野市倉治にある、「白旗池」について、耐震対策事業(耐震性診断+耐震工事)費の75%の補助金の確保が行われました。


 東日本大震災により、ため池が大規模地震に脆弱で、結果、大規模災害につながることが判明しました。藤沼貯水池は、東日本大震災により、堤が決壊し、死者・行方不明者8名をだす大規模災害となりましたが、地震によるため池の決壊により、死者・行方不明者がでたのは、世界でも初のケースです。したがいまして、ため池の耐震対策は、我が国にとって、喫緊の課題であると言えます。


 交野市には、大規模なため池が3つあり、白旗池と星田大池はおそらく耐震化が必要です。とりわけ、標高200m以上のところにある白旗池が決壊した場合、JR学研都市線、倉治小学校、倉治1丁目、倉治7丁目が甚大な被害を蒙る恐れがあります。私は、そのことを踏まえ、大阪府議会にて要望した結果、白旗池の耐震対策のため、大阪府は速やかに予算措置(国が50%、大阪府が25%を費用負担)することとなりました。


⇒国の緊急経済対策により、全額国費でため池の耐震性診断を実施できることとなったことから、「白旗池」だけでなく、「星田大池」についても、平成25年度、耐震性診断が行われることになりました。なお、耐震工事については、従来通り、国が50%、大阪府が25%です。
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白旗池