平成23年9月27日、枚方土木事務所にて、新国道168号線(天の川磐船線)の延長を大阪府が一部白紙撤回しようとしていることについて、大阪府議会議員山本けいは、大阪府都市整備部に対して正式に反対を表明しました。
―新国道168号線(天の川磐船線)延長予定地
現国道168号線は、JR学研都市線との踏切部分において交通渋滞が発生すること、当該踏切南側で道なりに進む場合、右折が必要なこと等により、従来もそして現在も構造上の問題のある国道です。そのため、平成18年9月12日に、交野市の行政区長により、大阪府知事宛で「第二京阪道路建設にともなう都市計画道路天の川磐船線早期完成の要望書」が提出されております。
現国道168号線とJR学研都市線の踏切
右折が必要な現国道168号線(当該踏切南側)
今般、大阪府は、人口減少社会の到来にあわせ、新168号線を含む府道・国道建設予定地の見直しを表明し、関係自治体と協議を行っておりますが、大阪府議会議員山本けいは、この見直しの対象に新168号線を含めることについて、次の理由により強く反対します。
①大阪府は新168号線建設を交野市、交野市の行政区長と約束している
(第二京阪国道反対派を懐柔する目的もあった)
②現国道168号線は構造上の問題がある
大阪府は、村野神宮寺線についても白紙撤回しようとしておりますが、交野市、交野市の行政区長、交野市選出の大阪府議会議員山本けいは、新国道168号線及び村野神宮寺線ともに白紙撤回に反対の上、早期完成を強く要望します。中でも、山本けいは、交野市民の皆様からの要望の実現に向け、交野市唯一の府議会議員として大阪府に強く働きかけを行う所存です。
併せて、本件の交野市への説明が6月ごろ行われ、住民説明会が先週行われたにも関わらず、交野市選出の府議会議員である私への正式な説明が大阪府議会9月議会代表質問期間中の9月27日となった大阪府都市整備部の不誠実な対応について、強く抗議します。