本日、大阪府議会5月度定例会の代表質問が行われました。

 本日の橋下知事の答弁で、交野市にとって最も関連するテーマである中学校給食事業(大阪府が中学校給食を導入していない自治体を支援する事業)で、交野市にとって有利な答弁(①既に中学校給食を導入済の自治体を配慮する、②大阪府から自治体への低利融資を実施)を引出すことに成功しましたので報告します。



 大阪府交野市は、大阪府下では珍しく、小学校給食だけでなく、中学校給食も導入している自治体です(大阪府下での中学校給食導入率は12%)。ただし、給食を作っている給食センターが老朽化しており、最も古い第1センターが築43年、最も新しい第3センターが築33年です。私が小学生の時に発生した集団食中毒では、私も被害にあいましたが、交野市の財政の都合で、今なおその施設を使用しているのが現状です。


 橋下知事は、大阪府の中学校給食事業を推進しており、私自身、共働きが進む日本で、中学生に栄養価の高い給食を等しく提供する構想は素晴らしいことだと考えています。ただし、正しいこと(中学校給食導入)を率先した交野市が不利とならないようにする必要があります。中学校給食事業で中学校給食を導入した自治体の給食施設が最新式で、中学校給食を以前から導入している交野市の給食施設が老朽化したままではダメなんです。交野市の財政が悪いのは交野市の責任ですが、その影響が交野市の子供達へ及ぶことだけは絶対に避けなければなりません。

 

 本日の橋下知事の答弁により、給食センター建替えについて、交野市は次の財政支援を受けられます。

 ・中学校給食事業で中学校給食を導入する自治体と同様の支援を受けることができる

 ・大阪府からの低利融資を受けることができる


 なお、私は、交野市選出の府議会議員として、交野市にとって良い結果を実現しましたが、給食センター建替の最終判断は交野市にあります。交野市の子供達のため、交野市が給食センターを建替えることを期待します。