立花綾香×ハナフサマユ 秘密の時間@神戸CASHBOX | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

4月29日にリモートで見た、立花綾香さんとハナフサマユさんのツーマンライブレポート。

18時半開演。会場は、兵庫県神戸市のライブハウス、CASHBOX。
GW初日のこの日は夕方の仕事が2件ともキャンセルでしたので、最初からゆっくり見られました。
まずはおふたりの対談からスタート。CASHBOXさん27周年おめでとう。と、あいさつもなく喋りはじめるふたり。

 

事前に観客から募っていたトークテーマが書かれた紙が抽選箱に入っており、まずはハナフサさんが引きました。
最初はGWにしたいこと。
ハナフサさんは漫画喫茶に行きたいと話しますが、今年はライブ三昧だそうで無理そう。
一方立花さんは、このGW中に初めて静岡県の浜松でライブを行うのだそうで、「さわやか」なるそこの名物を食べてみたいと話します。
この後さわやか愛を語るハナフサさんと盛り上がりました。

続いて立花さんが引きますが、自分で書いたのを引いてしまい、2番目で出演者の紙が出るのはまずいだろうと戻して引き直し。
しかし今度はハナフサさんの紙、戻して引き直すとまたも自分の。引きが良すぎて大笑い。
次のテーマはふるさと自慢。
ハナフサさんは大阪府高槻市のご出身。立花さんは熊本県山鹿市のご出身。またもおふたりのふるさと愛が炸裂。

最後のテーマはお互いの尊敬する点。
綾香さんは腰が低いと話すハナフサさん。一方ハナフサさんの良いところは天然。自然体で自分をさらけ出せるところと話す立花さん。

 

トークおもしろかった。じゃんけんで順番を決めるおふたり。
買ったハナフサさんが、では私からとなりました。


※ハナフサマユのセットリスト
(※タイトル不明)
あいいろ(立花綾香のカバー)
即興ソング
(※タイトル不明)
めぐりめぐって

 

ギター弾き語りスタイルのハナフサさん。初めて拝見しますので曲タイトルは分かりません。
しかしうまいな。2017年、大学在学中から音楽活動され、今は立花さんと同じくメジャーデビューも為されているそうです。
冒頭で分かった2曲目は立花さんの「あいいろ」をカバー。ボーカルの解釈が素敵だ。
綾香さんの「Again」が大好きだと言い続けてきたけど、あいいろが発表されると大好きになったと話します。

続いて即興ソングが得意だと話し、会場の観客から3人選出してお題を募ります。
「春の嵐」(立花さんが猫好きなので)「猫」(高槻市の山)「ポンポン山」。
成功してもしなくても大きな拍手を!と演奏開始。何故か終盤で犬と猫が喧嘩する歌詞になり、ケンカしたらあかんと自身で突っ込みます。
でもよくできてる。うまいな。

夜になると考えすぎてしまう。悩んでしまう。でも、今までシンガーソングライターとして歌わせてもらった足跡は無駄じゃなかったと、決めつけることで意味が見えてくるんじゃないかなって思うようになった。
最後の曲は「めぐりめぐって」。


※立花綾香のセットリスト
ブレーメン
ニレ
Blue×Yellow(ハナフサマユのカバー)
Eyes
春と修羅

※ふたりでアンコール
ラヴ・イズ・オーヴァー(歐陽菲菲のカバー)

 

後半は立花さん。立花さんはキーボード弾き語りスタイル。
「ブレーメン」、そして先日のYouTube配信ライブで発表された新曲の「ニレ」。
ニレ、は、ちょっと考えさせられる歌詞。
初めて聴く3曲目はハナフサさんのカバー。「Blue×Yellow」というタイトルだそうです。シャウトするボーカル。カッコイイ!原曲はどんな感じだろうか。
ハナフサさんの曲でBlue×Yellowが一番お好きな曲だそうで、歌ってるだけでテンション上がる。ハナフサさんとは東京に上京した時からの知り合いだそうで、どんどん進化と成長を遂げている。親みたいな気持ちと話します。

ピアノをはじめて20年くらいになる。弾き語りは10年。
自分のピアノが好きになれない。もっとこう弾きたいと思っても歌に引っ張られてしまう。ほかの音楽家に劣等感を抱いていた。
それをこの前日ボイトレの先生に打ち明けると、それはあなたしかできないピアノ。あなたの脳の中では歌もピアノも同じ脳でやってる。それはあなたしかできない。
ずっときらいだったのが、急にいとおしく思えた。短所って意外に長所だったり、。
「Eyes」を演奏。

最後に、楽しみすぎてセットリストを忘れてきたと打ち明ける立花さん。
たぶん違うと思うけど、皆に聴いてほしい曲で終わろうと思いますと、新曲の「春と修羅」。

 

 

アンコールです。自分が出演したあと自分でMCするの不思議な気持ちと立花さん。
アンコール起きて私が出ていくのもまあまあヘンな感じとハナフサさん。
それぞれの告知のあと、お互いが書いたイラスト入り色紙を会場の方とじゃんけんして買った方にプレゼントとなりました。
独特の?(笑)ハナフサさんのイラストに対し、さすがは立花さんうまいな。

最後に今日は昭和の日だから昭和歌謡をと、臺灣(台湾)ご出身の音楽家歐陽菲菲(オーヤンフィーフィー)の大ヒット曲、「ラヴ・イズ・オーヴァー」。
ふたりともうまい。コレ聴いてからというもの、仕事中や移動中にこのシーンが頭の中で度々蘇ってきます。

良いものでした。できればまた、このおふたりのステージを観てみたいです。