おおはた雄一xイノトモ ふたりのツアー2021 忘年会スペシャル | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

昨日、12月30日は年内最後のライブを観に出かけました。

今年はイノトモさんのライブはリモートで6回見てますが、そんなイノトモさんが実家のある我が福岡に帰省されライブを行うということで、今年7回目のライブは久しぶりに会場入りして観ました。
イノトモさんのライブを会場で観るの2年ぶり。そして実は、自分がイノトモさんのファンになって今年で20周年です。

今回の会場は、以前にもイノトモさんのライブ観に何度も入ったことがある、中央区大名のLIVLABO(リブラボ)。
「ふたりのツアー2021 忘年会スペシャル」と題され、おおはた雄一さんと共演。



※前半セットリスト
Don't Think Twice, It's All Right(※ボブ・ディランのカバー)
おだやかな暮らし
なくたっていいさ
個人的な必需品
小さなアンセム
休みの日には
遠来(※友部正人のカバー)
パリの夢

17時半開演。
まずは、おおはたさんとイノトモさんのおふたりがステージに。イノトモさんはブルーグレイのワンピース。今回お写真撮っていません。
1曲目のボブ・ディランのカバーは、おおはたさんの手になる日本語詞バージョン。
1、3番はおおはたさん、2番はイノトモさんがボーカル。
このおふたりでのツアーは10何年ぶりなのだそうです(※HPの記述によると17年ぶりのようです)。
続く「おだやかな暮らし」はおおはたさんの楽曲。イノトモさんはコーラスとギターを務めます。
2曲を終え、イノトモさんは一旦ステージを下ります。
おおはたさんはイノトモさんと同じくベテランのギターリスト。初めて曲聴かせてもらいましたが、楽曲タイトルどおりの穏やかな雰囲気の方ですね。
バンドスタイルだとまた印象変わるのかな。
友部正人さんのカバー曲「遠来」もよかった。


※中盤セットリスト
夜明け前
愛のコロッケ
キミとうたった歌
眠る猫(※中国語バージョン)
AND SWEET HAPPY DAYS
SWEET HONEY BEE(※バンバンバザールのカバー)
シロツメ草
坂道

おおはたさんのステージが終わり、休憩後今度はイノトモさんのステージ。
チューニングをやり乍ら、ゆっくりやりますので、自由に、などといつものふんわりしたイノトモさん。
演目も決まっていないそうでリクエストを募ります。
「夜明け前」はそんなリクエスト曲。まずはアコースティックギターの弾き語り。
やっと福岡で有観客ライブできると話します。
最近イノトモさんの楽曲が中國でバズっているそうで、中國の動画投稿サイトにアカウントも開設。更に楽曲「眠る猫」の中國語バージョンを依頼され、制作中なのだそうです。
何度もダメ出しされているそうで、年内に間に合わなかったとか。
4曲目はそんな眠る猫の中國語バージョン。1番だけにしときましょうかと話し、途中で終了。
続く「AND SWEET HAPPY DAYS」は今年の夏に配信された曲だそうで、自分は情報見落としていて初めて聴きました。
このお店のオーナーでイノトモさんの所属事務所社長でもある、バンバンバザールの福島康之さんに紹介され、コーラス担当としてステージに上がったのはなんとイノトモさんの息子の奎さん!
19歳と話してたかな?大きくなっていてびっくり。自分のなかで奎くんは、シングル「いつかキミと」のジャケットのちいさい頃のまゝです。
この曲にコーラスで参加したそうで、ステージでの共演はこの日が初と紹介されてました。
奎さん、普段はエレキベースをされているそうです。これからイルカさんと神部冬馬さんのような関係になっていくのかな。
奎さんがステージを下り、バンバンバザールのカバー曲を弾きはじめますが、急におおはたさんに弾いてほしいと呼び寄せる無茶ぶり。
福島さんの曲ということもあり、福島さんも、忘年会ですからと一緒にステージに上がりました。
続く「シロツメ草」は2番は福島さんがボーカルを務めました。それにしてもいきなりで合わせられるおおはたさんのギタープレイものすごいです。
最後は最初にリクエストあった「坂道」。イノトモさんは福島さんと楽器を交換し、ギタレレを使用。


※後半セットリスト
いつもの珈琲
今夜はカキ色の月が
Stranger
You Are My Sunshine(※カバー)

※アンコール
ニューオリンズにて

中盤のイノトモさんが終わり、イノトモさんはお酒頼んでくると一旦ステージを下り、引き続き後半。
ジャズセッションと話し、この3人に加え、この数日前に福岡市民会館で行われたバンバンバザールの30周年記念ライブにイノトモさんと共にコーラスで参加の和田純子さんとGUNkondoさん。ふたりの女性がステージに上がりました。そして更に先ほどの奎さんも。
和田さんは、一昨年遊来友楽で行われたイノトモさんのライブにゲスト出演されてた方ですね。
奎さんは会場に置いてあるゴントラバスを使用。なんとこの日初めて弾いたそうです。
福島さんの無茶ぶりもすごいですが、そこはご両親ともに音楽家で、お腹のなかにいた時から上等の音楽に触れてきた彼。さすがです。
このほか、確か一部の曲は和田さんがボーカルを務めました。
イノトモさんもステージに戻り、次の「Stranger」はバンバンバザールの楽曲。
この曲を福岡市民会館で演奏した際、何度もこのリブラボでこのメンツで練習したのに、本番の会場ではドラムスの音が聴こえづらかったそうで、失敗。
やり直ししたいと、演奏されました。GUNkondoさんの衣裳は、実は本番で着る予定が間に合わなかったものなのだそうです。
3曲を終え、ふたりのツアーなのだから最後はふたりでと福島さんらはステージを後にしました。
「You Are My Sunshine」を演奏開始しますが、曲終盤で福島さんと奎さんが再びステージに上がり、最後は4人で。

アンコールです。
まだ奎さんがお腹のなかにいた頃、北海道でふたりでライブ演ったけど帰りに大雪で足止めされ、妊娠中のイノトモさんが転倒したら危ないから、ツルツルの路面を手を繋いで歩いたと、秘話が福島さんから語られました。
アンコール曲は「ニューオリンズにて」。

今年最後のライブは、素敵な、印象深いライブとなりました。