結花乃、という音楽家をご存知でしょうか。
2013年末に、NHKみんなのうたで彩-aya-さんの「七つの海」を聞いて衝撃を受けて以来、この番組で流れる曲はほとんどチェックするようになっていますが、先月に新曲として流れた結花乃さんの「きんぎょすくい」にまたハマり、先日ようやく発売されたので早速CDを買ってみました。
一聴してすぐにCD買おうと思った、きんぎょすくい。
その後調べてみると、結花乃さんは静岡県富士市のご出身。
2014年にライブハウスで音楽活動を開始。
ネット上に公開されている記事によると、歌い手になるのが夢だったようで、看護学校を卒業して看護師として働き始めてからも音楽を続けておられたようです。
その後、ある患者の一言で看護師を辞め、様々な困難や葛藤を乗り越え、2016年に現在のインディーズレーベルからデビュー。
今回は試しに新曲の「きんぎょすくい」と、そのひとつ前のシングル「糸電話・ぼくらのサンセット」を購入。
彼女の作品のうち、この最近の2枚は、DVDが附属するType-AとCD単体のBとがありますが、500円のアップでMVやメイキング映像に加えライブ動画も収められているAの方がお勧め。
ライブも観に行きたくなります。
惜しむらくは、みんなのうたで流れている方の動画が収められていないことでしょうか。
みんなのうたバージョンは、NHKみんなのうたの公式ページで視聴することができます。一度聴いてみてください。
縁日ですくった5匹の金魚のうち3匹があっという間に死んだのを目にし、看護師時代に次々と亡くなっていく患者さんと、なにごとも無かったように元に戻る病棟での自身の体験を重ね、生命の尊さ、儚さが詞からにじみ出ています。
ほかの曲の歌詞を読んでみましたけど、重度患者さんの病棟にお勤めだったそうで、彼女の書く歌詞には、何気ない日常にも本当は溢れている生の喜びや儚さが織り込まれているように感じました。
記事のなかで、私自身への応援歌とある曲。
ひととおり動画も見せてもらったけど、この曲も好きだな。
この2枚のCDと一緒に買った物を、また明日紹介したいと思います。