今度は河童か。
澱んだ水辺で、女の子が亡くなっている。
服装は、憶えていないが、髪にちいさな柘植(つげ)の櫛があった。
この櫛を届けよう(誰に??)と思い、櫛を手にして走る。櫛をよく見ると丸みのある半月形で、花模様の彫刻に朱が差してあり、何本か歯が欠けていた。
道は霧で見えず、ところどころ岩が突き出しているので、岩伝いに跳んだ。
後ろから、河童が追いかけてくるのが分かる。
急に場面が変わり、とある路地裏のような場所になにかの箱が置いてある。
箱に4匹ほどの黒い仔猫が頭を突っ込んで、なにか出来損ないの葡萄(ぶどう)のようなものを食べようとしていた。
それを見て、保護しなくちゃ、などと思って、そこで目が覚めた。
時間は、昨日の深夜2時過ぎ。