立花綾香ライブレポート | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

1月21日は立花綾香さんのワンマンライブを観に出かけました。
遅くなりましたが、あの日のライブレポートです。

会場は、いつの間にか何度も訪れている中央区清川のライブハウスcavern beat。18時開場。
昨年11月のれーなさんのワンマンライブの際に勢いで?購入したこの日のライブチケット。
彼女のステージは7月と11月に少し観せてもらいましたが、ワンマンは初です。

 

※セットリスト

二人遊ビ
はないちもんめ
アマノジャク
Dye
愛して呪って
空想バレンタイン(新曲)
黒色メダカ
ピーマン
なみだ

※アンコール
Again
Eyes

満面の笑みを浮かべる立花さん。ライブが始まりました。
ステージ左手にはコンガ等のパーカスのセットがあり、そこに女性。中央のキーボードが立花綾香さん。右手にはバイオリンの女性と、この日は女性3人編成でした。

「はないちもんめ」は11月のライブでも演奏されましたが、まるで別物。
3人とも抜群にうまい。すごい一体感。
個人的にはバンド編成よりこちらの方が好みです。
アコースティック編成で一気に4曲を演奏。
パーカッション菅野可奈子、バイオリン向江陽子と紹介。

素敵な笑顔で、楽しすぎてハイになってると話す立花さん。
本当に楽しそうだ。

この店に初めて入った時から気になっていた、ステージ後方に置いてある鎧武者。
これは昨年立花さんがワンマンライブを行った際に持ち込んだものだそうで、ステージを終えて持ち帰る筈が、置きっぱなしになっているのだそうです。
でもこうなるともうお店の一部ですよね。

熊本県の山鹿(やまが)市出身で、現在は拠点を東京に移して活動中。
東京へ移る前はこの福岡で多くのライブをこなし、福岡は第二の故郷で、この地でワンマンライブが演れるのは嬉しいと話します。

東京へ転居した頃は、此処でやっていけるのだろうかと思ったそうです。
この日はこんな、不安な胸の内も多く語られました。

次に演奏する新アルバムの表題曲「Dye」について、死を意味するdieではなくdyeで、塗り替えるとかそういった意味があるそう。
確か生まれ変わりたい気持ちを込めたと話してたような気がしますが、日数が経ってしまい記憶が曖昧です。

2曲を終え、次は新曲の「空想バレンタイン」。
ツイキャス放送中に視聴者から歌詞などを募って完成した曲らしいのですが、確か恥ずかしいと話してたかな?演奏はこの日限りで封印するそうです。
しかし封印する筈が、お店の方が録画しているのに気がつき、しまった!記録されてしまうと話します。

「黒色メダカ」の前だったかな?菅野さんが演奏を始めると、今日のセトリきつくない?とボソッと立花さんが話し、ちょっと休もうかとMCタイムに。
きつくないセトリの時なんて無かったと應酬する菅野さんとは、長いつき合いみたい。
一方、確か向江さんとは初めて一緒のステージと話してたかな。

このほか、髪をカットしてもらったら前髪がヘンになっちゃったと、かわいらしい話も。
でも似合ってましたよ。

肉を詰めたって所詮はピーマンと、彼女が嫌いだと話してた「ピーマン」の歌で最高潮を迎えます。
パーカスの菅野さんがステージから降り、最後の曲「なみだ」。

涙を流すことと逃げることはどっちがラクだろうか。
演奏前にこんなことを話していて、印象に残っています。

アンコールは、11月のライブの時にも最後に演奏された「Again」と「Eyes」。
躰のパーツのなかで、とくに目を題材にすることが多いそうです。

 

ライブは終わりました。
すごい満足感。この音楽家にだんだんと惹かれていきます。

物販で、まだ買っていなかったミニアルバム「ピーマン」と新アルバム「Dye」、それにご自身によるDyeの曲解説がされてる立花会報と、自筆イラストが素敵なカレンダーも買ってしまった。
100円ショップで買った水彩繪の具で描いたと話してましたが、うまいなぁ。思わず手にしてしまう。

バイオリンの向江さんはこの前日転倒したそうで、その場所は懐かしい、学芸大学MAPLEHOUSE。
東京都目黒区にあるライブハウスで、以前に吉崎硝子さんのバンド、くらげのライブを観に入ったことがあります。そんな話もしました。
新アルバムに、3人のサインを入れてもらいました。

物販を終え、最後に撮影会になりました。
写真左からパーカスの菅野可奈子さん、立花綾香さん、バイオリンの向江陽子さん。
歌詞の感じと違い、笑顔でよく喋る、明るい3人の女子でした。