COPD | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
先週の木曜から咳が止まらない。
自宅近くの内科を受診したが、最初は喘息の再発と思っていたものの、COPDの疑いありということで、今日はいくつかの仕事を休ませてもらい、以前喘息の治療で通院していた総合病院へ紹介状を持って出かけた。

CTとレントゲンを撮り、呼吸器の検査。
結果はやはり、喘息由来のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断が下されました。
肺の末端が炎症を起こすなどして閉塞し、呼吸し難くなる病気です。
0(予備軍)、I(軽症)、II(中等症)、III(重症)、IV(最重症)があり、自分はIIIの重症で、同年代男性の3、40%程度しか呼吸器が機能していないのだそうです。
別名たばこ病。自分は一度も喫煙をしたことがないので、診察した医師は不思議がっていました。



喘息は2000年に発症。2006年頃まで通院して治療し続け、その後はごく稀、年一度以下で発作が出たことがあったものの、もう治った病気と思っていました。
実は、咳と喘鳴(ぜんめい、呼吸の時ヒューヒューと音が出る)が治まっていただけで、気管支の閉塞は治っていなかった、自覚症状がなかっただけのようです。

工場で働いていた頃は往復7~90分の通勤を自転車で行い、時々近くの里山へ登山。食事は弁当など買わず、自炊。タバコは吸わない。お酒は家で一切飲まず、月に数回職場同僚と飲みに行く。月に一度県外へ出かけてライブを観る。深夜勤もあるがカレンダーでスケジュールが決まっていて規則的。休みもあんがい気軽に取れる。年収も、資格を取得して行っている今よりも遙かに多い。



適度な運動と食事。身体と精神の休息。趣味の充実。
今にして思うと、あの、工場勤務の頃は、知らず知らずのうちに喘息の体質によい、暮らしをしていたのだな。
それに比べ今は、。

これから錠剤の薬と吸引の薬で治療していくことになりますが、大人になってからの喘息は治らないそうで、ずっとつき合っていくことになるみたい。

これからも介護職を続けていくのか、迷う。