先月、あんべさんのライブを観に出かけたのですが、その後超忙しくなり、ライブのはなし途中まで書いて放置していました。
もう細部をほとんど忘れていますが、アップしておきます。
5月17日。
夕方の仕事を1時間早くズラしてもらい、20時半からの仕事は他の方に代わってもらって、18時にあんべさんのライブを観に出かけました。
会場は、初めて入る中央区高砂(たかさご)のライブハウス「温故知新」。
実はあんべさん、昨年もこの場所でライブを行ったのですが、気がつかなかった！という間抜けな理由で見逃してしまいました。
ようやく、です。
彼のライブを観に行くのも、2011年に神奈川県の鎌倉市まで遠征して以来4年ぶり。
18時開場ですが、自転車で30分ほどで到着。
あんべ光俊LIVE JALAN-JALAN HAKATA“トビウオでゆこう！”
※セットリスト
夜のしずく
遠野物語
遠野物語第二章～手紙～
君に逢いたい
イーハトーブの風
いちゃりばちょうでぇ-おばあの歌-
kizuna伝心
力は無限大
トビウオ
※アンコール
365日
星の旅
なかへ入ると、終演後に親睦会を行うので参加できますか。
！
このあと仕事無いのでもちろん参加しますと話しました。
このところストレスから毎晩ウヰスキーが手放せませんが、さすがにこの日のワンドリンクは烏龍茶。
ステージにはすでにあんべさんが。準備中のようです。
博多へようこそと声をかけました。
19時。ライブははじまりました。サポートの方はおらず、彼ひとりで弾き語りのようです。
以前ライブを観に行ったときは男性の観客が少なく、とくに鎌倉の時は男性が確か自分ともうひとりだけだったのを憶えていますけど、福岡では男性ファンも多く1/3くらいは男性でした。
1曲目の「夜のしずく」をギターで弾き語り、その後のMCで今回は風邪を引いてしまい、声が出ないことをはなします。
以後の演奏は、会場にCDの音源を流し、それに合わせてうたいました。
ステージの内容も大きく変更。
バンド「飛行船」時代のヒット曲「遠野(とおの)物語」の歌詞の後日談小説(それからの遠野物語)を募集したことがあったらしく、賞を取った作品をあんべさんがお読みになり、その合間にイメージソングをうたうというもの。
確か小説はこんな内容でしたが、日数が経ってしまい間違えて憶えているところがあるかもしれません。
写真家を目指し被写体を求めて遠野を旅した若者は、写真家になる夢を諦め新聞社で働いていた。
そこへ、かつての遠野の旅で知り合った女性から手紙が届く。
文面に軽い違和感を感じたものの、嬉しく思った若者は、彼女と手紙のやりとりを繰り返す。そして、再び彼女に逢う決心をして遠野へ赴く。
はたして遠野で彼を出迎えたのは彼女の両親。
彼女は若者と別れたあと病気(白血病？)で急逝。
遺品を整理していて若者のことに気づいた母親が、彼女になりすまし手紙を送り続けていた。
彼女は東京の大学へ進学する準備を進めていた。
娘のことを少しでも知りたくて、嘘の手紙を出していたと詫びる母親。
そのあとどうだったかな？うろ覚え。
でも感動して涙が出たの憶えてます。良いものでした。
後半4曲は新アルバム「トビウオ」から。
このアルバムでとくに好きな「おばあの歌」がまた聴けてよかった。
前に鎌倉でも、演奏されましたね。
アルバムにかけた想いや、エピソードなども語ってくれました。
しかしさすがに日数が経ちすぎてしまい、細部が思い出せず。
ライブ中自分が書いたメモに、「力は無限大」のCM撮影中に東日本大震災が起きたとあります。
アンコール1曲目は、福岡でお世話になったファンの方のリクエスト、だったかな？で、「365日」。
確か、早良区室見で「和仁や」という飲食店をされてる方です。
2曲目は「星の旅」。
この曲も、遠野と同じく歌詞の続きを知りたいという人が多いと、ステージだったかこの後の親睦会でだったか、はなしておられました。
ライブを終え、近くの居酒屋へファンの方15～20人くらいで移動。
ファン歴30年以上だけど、やっぱり自分が最年少か、。
懇親会ということだったので、てっきりファンの方の集まりだと思っていたのですが、まさかのあんべさんご本人登場。そして、ライブハウスの入口でもぎりをされてた女性があんべさんの奥さま！
気さくに話しかけて来るあんべさん。以前お会いした時のぶっきらぼうさも無く、ずいぶん印象が違います。
自転車で来ていたのでノンアルコールビールを頼んでいたのですが、あんべさんが注いでくれました。
中学の頃からの憧れだったあんべさんと会って話せただけでもびっくりするのに、まさか一緒にお座敷でお酒飲む日が来るとは。
以前から気になっていた、ポリドール時代の未発表アルバムのことを訊いてみました。
アルバム「FIGHTING ROAD」の次に出す予定で、自分が聞いた話では完成したもののオクラになったというアルバムのことです。
氏によると、あのアルバムは制作途中で中止され、未完成でオクラになったということでした。
あんべさんというと日本酒、酒豪というイメージがあるのですが、この日は本当に体調が悪かったらしく、ずっと赤ワインを飲まれてました。
今回痛恨のミス！せっかくサインしてもらえるチャンスに、トビウオを家に忘れてきてしまいました。
でもライブチケットにサインしてもらえました。
初めて聴いた頃20代だった彼も、今は61。どうぞお元気で。
また来年も来てくださるでしょうか。
