昨日、7月6日に登山に出かけました。
今回は昨年も登った脊振山地の井原山(いわらやま)。
これまでも何度か登っていますが、今回は初めての試みとして三瀬峠の登山口からアタックしてみました。
8時に出発。担当自転車は“霞”。
途中までは前回登った西ノ山と同じ。野芥(のけ)まで出て263号線を南下。早良平尾交叉点は右へ。西ノ山が見えてきましたが今回は通り過ぎます。
263号線を走り続けます。何度も通った道。
途中で熊野神社へ御參りすると、ニホントカゲが居ました。青い尻尾がきれい。
以前訪れた坊主ヶ瀧、花乱ノ瀧へ続く道も通り過ぎ、曲渕隧道(まがりぶちずいどう)を潜って曲渕水源池(曲渕ダム)も通り過ぎます。
と、暑いせいなのかちょっと体調が。
自転車から降りてだいぶ休憩。戻ろうかと思ったほど。
山から吹き下ろす風で思ったほど暑くなくなりましたが、ヒルクライムは止めほとんど自転車は押して休み休み進みました。
これは途中で見かけたオオキンカメムシ。2.5cmくらい。
福岡の山手の方に生息しているヒメハルゼミの鳴き声も聴こえてきます。
10時半にようやく三瀬峠到着。標高581m。霞は夕方までおるすばん。
福岡県と佐賀県の県境にある三瀬峠。2018年に来て以来6年ぶりとなりましたが、此処までのタイムは途中の体調不良もあり6年前より3~50分くらい遅れ。
6年前はこちらのルートから同じ脊振山地の金山に登りました。
今回はその、道路を挾んで反対側にある登山口から井原山を目指します。
登山口から真っすぐ進むといきなり道が無い。
6年前は無かったと思う太陽光発電のパネルが設置されているのが見えます。
道間違いかと思い、戻ると入ってすぐ右手の斜面に踏み跡。これかと思い進んでみました。
この写真の広場みたいなところは右手に道がついています。
ようやく?正規のルートと思われる道に出ましたが、この序盤だけ少し迷いました。初めてのルートはいろいろある。
歩いていくと鉄塔がありました。この裏に道がついていました。
野河内(のごうち)渓谷との分岐に出ました。
と、よく見ると先ほどからこの森でずっと鳴いているヒメハルゼミのものとみられる、ちいさな抜け殻がありました。
昨年登った水無登山口からのルートではヒグラシとエゾゼミの大合唱でしたが、こちらのルートは少数のヒメハルゼミだけ。あと、時おりウグイスの鳴き声も聴こえてました。
昨年みたく蝉時雨を録音しようとおもったのですが、このアンドロイド、録音できるアプリが入ってなかった。ガラケーも持ってくればよかった。
道はところどころ雨でぬかるんで滑る。それなりの斜面にロープ設置はナシ。
でも、扇風機の強風のような山風がずっと吹いていて気持ちがよかった。涼しい登山道を歩いていると体調不良はだいぶ解消されました。
夏の脊振山地名物?の笹の群生。掻き分けて進んでいきます。倒木が転がっているので注意。
視界が開けました。井原山頂の標識が遠くに見えます。もう少し。
13時半に井原山山頂到着。標高982m。福岡県と佐賀県の県境を東西に70キロ連なっている脊振山地の、その2番目に高いピークです。
体調不良で休み休み登ったのと、序盤のルート探しで時間を喰い、予定よりだいぶ遅くなりました。
これは此処まで登ってきた東の方角。遠く、脊振山地の金山や脊振山が見えます。
こちらは北側。私が住んでいる福岡市や海が見えます。
こちらはトリミングしたもの。左手の島は能古島。右手に福岡タワーやドーム球場も見えます。
こっちは西側。脊振山地の雷山(らいざん、いかづちやま)や、羽金山のアンテナも見えます。
最後は南側。こちらは佐賀県です。湖みたいに見えるのは北山ダムかな。
昨年も同じ時期に登ったけど、この日は登山者少な目。観光で来られたとみられる外國人が数人。
と、学生さんみたいなパーティーが登ってきました。男女2名づゝ、男性は3人だったかな?
装備がすごいので脊振山地全70キロ縦走チャレンジ中かと思い、声かけてみました。
脊振山地全山縦走。脊振山地の西の果てにある十坊山(とんぼやま)からか、東の果てにある基山(きざん)のどちらかから登りはじめ、途中で下山せずに全てのピークを巡るというもの。キャンプを張り、2泊3日くらいでやるものと本で読んだことがあります。
全山ではなく、単に雷山から縦走してきただけだそうです。
でも全山縦走やります、カンタンなどと話してました。これが若さか。
自分もこの日は、この井原から雷山までの途中にある冨士山(ふじやま)まで縦走して帰るつもりでしたけど、体調が思わしくなくこれで下山することにしました。福岡の富士山はまたの機会にでも。
もときた道を下山。だいぶ戻ったところで急な足の痛み。歩くのが困難なほど。
少し広い場所で坐って休憩していると痛み治まりました。
実はこの前日、担当している訪問介護の利用者さんが入院先で亡くなられたと連絡が入っていました。癌だったそうです。
足の神経系の障害であまり歩けず、家では掴まり歩きで外では車椅子。
あの人の足の痛み、こんな感じだったのかな、なんてそんなことを思いました。
16時前頃三瀬峠まで戻ってきました。謎の足の痛みも治まり、あとは下り道を霞で。
強風でコケていた霞を起こし、友人からのメールに返信していると、道路を横切る動物。
キツネだ!野生の狐は初めて見たな。さすが三瀬峠。帰宅して調べてみると、福岡県の狐は生息数は少ないものの最近は西区の市街地でもしばしば見かけるそうです。
今日はまた献杯。正月の残りのバドワイザー飲みました。
この日の携帯電話ウェルネスの歩数計
31455歩、23.2km
この日の自転車“霞”のサイクロコンピュータ
走行時間:2時間33分29秒
走行距離:34.44km
平均速度:13.4km
最高速度:50.9km
でした。