今日からしばらく病院近くのウィークリーマンションから通院の予定でしたが、ビビりな私は主治医にお願いして一泊だけ入院させてもらうことになりました。


いよいよ先日手術したCVポートの出番です。




ポートに針を刺す時は
グリっ、バチン!

「痛っ、えぇっ⁉︎」

という感じでした。

毎週血管に針を刺すことのリスクに比べたらポートの方が安全なんでしょうけど、こんなに痛みがあるとは知らなかったのでちょっとびっくりです。


抗がん剤の種類は先日主治医から説明のあった、パクリタキセルとアバスチンです。


私は入院での治療だったので、病室のベッドで点滴を受けました。

最初にアレルギー予防の錠剤を服用し、

1.ファモチジン
 (アレルギー予防・胃薬)
 グラニセトロン
 (吐き気止め)

2.パクリタキセル

3.アバスチン

4.生理食塩液

を順番に流してもらいます。


そして、末梢神経障害予防に手と足にアイスグローブを装着してもらって準備完了!




4時間位掛かるとのことだったので、ダウンロードしておいた映画やドラマなどを観ながらのんびり過ごしていました。

点滴開始後しばらくは、看護師さんが5分おきに血圧と体温と血中酸素濃度を測りに来てくれるので安心です。


そうして特に何も問題無く済みましたが、パクリタキセルに含まれているアルコールのせいか猛烈な眠気に襲われて、針を抜いた後はすぐ爆睡してました。

点滴終了後、主治医が様子を見に来てくれましたが、寝ぼけながら
「あ、大丈夫です」
と私。
先生はにこやかに去って行きました。


次の日の朝もまだ眠さと怠さで動けず、10時迄に退院するはずが無理を言って11時過ぎまでベッドを占領し、ヨタヨタしながら会計を済まし病院を後にしたのでした。


午前中怠かった以外、今のところ自覚のある副作用は何もありません。

食欲もあるし、身体も元気。


主治医いわく副作用を抑える方法として、

1.水分を沢山飲んでなるべく早く体内から抗がん剤を出すこと。

2.便秘だと便にも抗がん剤が溜まるから、便が出ない時は下剤を利用して早目に出すこと。

3.食事はバランス良く、特にタンパク質を多めに摂取すること。
市販のプロテインなどでも良いとのこと。

だそうです。


脱毛は覚悟していたし、ウィッグや帽子も一通り用意してあるので、私としては
「いつでも抜けていいよ!」
状態。

少し抜け始まって来たら、病院の中の美容室で丸刈りにしてもらおうかと思っています。

ところどころ生えていたりして落武者の様になる位なら、坊主頭の方がサッパリしてウィッグや帽子も被りやすいし、抜け毛の掃除も楽かなと。


脱毛以外は、これからずっと体調良く過ごせたらいいな〜、と願っています。


とりあえずミネラルウォーターとミネラル麦茶を箱でポチッとしたので、毎日ひたすら飲みまくります!