たまたま見つけた乳腺専門医のブログは、医師向けの専門的な内容から患者向けのわかりやすいものまで写真や記事が沢山あり、必死で読みまくりました。

そしてすっかりその先生のファンになってしまった私は、メッセージ機能を使って先生に直接連絡をしました。

先生はとても忙しくされている様なので、返事が来ることは期待が薄い気持ちでいましたが、なんと直ぐ返事をいただき、何度かやり取りをして病院の名前と先生の名前を教えていただき、セカンドオピニオンを受けてみてはどうかとの提案をしてもらい、当時お世話になっていた病院の主治医に報告を。

セカンドオピニオンの予約を取るには地域連携室を通すシステムで、今までの検査結果などデータを揃えてもらって、あとは病院からの連絡待ちです。

予想より早く日程が決まり、急遽夫も仕事の休みを取り同席することに。

新幹線を利用しても片道4時間半の道のりでしたが、ドキドキしながら当日を迎えました。


待合室で待つこと少々、いざ診察室に深々と頭を下げながら入室すると、ブログの記事のイメージ通り優しそうな眼差しの先生が。

予定時間は1時間でしたが、あれこれ質問する度に丁寧に説明してもらって、あっという間に時間が過ぎました。


延命の為の治療では無く、根治を目指しての治療という先生のお話に、私は強く心を撃たれ転院を固く決意したのです。


今までの病院の延命治療という方針にどうしても前向きになれず、分子標的薬(イブランス)の副作用にも耐えきれず途中で服用を止めてしまった私を、夫はとても心配していました。

なので、片道4時間半かかっても、往復運賃が3万円かかっても、私が前向きに治療を受けるというなら...と転院することを夫は何も言わず承諾してくれました。

ただ、どんな副作用が起きるかわからない状況で毎週抗がん剤治療に通えるのか心配だった私は、しばらくの間病院近くのウィークリーマンションかビジネスホテルから通院しようと企み、ネット検索と業者への見積もりを始めます。

そして納得する物件を押さえて、いざ転院手続きへ。